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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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春のちらし

(※「ハルノチラシ」と書いてはならない。)

まだ3月3日ではないけれど、ちらしずしを作ってみた。

「作ってみた」、というところでお分かりかと思うけれど、今まで作ったことがなかった。

今まで作ったことのない料理を思い浮かべると、たいがい母の得意料理である。聖域を侵してはいけない、という本能がごくごく自然に働くのだ。で、母が作った方が美味しいに決まっている、という勘がごくごく自然に働くのだ。

一人暮らしをしていたときは、やはりあまり多く作れない、というのがあって、やたら和え物ばかり作っていたような気がする。

二人暮しになって、お料理の機会がガタッと減ったものの、その機会を捕らえて、母の得意料理のフィールドに、こっそり足を踏み出したわけです。

参考にするのはもちろん「料理本」なんだけれど、最近はすぐにレシピが見つかるネット検索が多い。さらにそこに新たなる「DS Light」ソフトの「しゃべるお料理ナビ」が加わる。

この「しゃべるお料理ナビ」なのだけれど、いかにもデジタルデータっちゅう感じの声でナビゲートする。おまけに、並行している作業(料理というのは、必ず作業が並行する)に弱い。本のページや、Webのページは視線を左右上下するだけで、パラレルな指示を受けることが出来るが、DSは「戻る」必要がある。その際、画面ごとに敵はしゃべろうとするものだから、かなりうっとうしい。何度か使ってみたが、最初に全部流して概要をつかみ、知りたいところまで再度めくっていく、っていうやり方になるかなぁ。

こういったデジタルなツール、アナログな料理本は、それを使って何種類か作ってみると、「付き合い方」というのがわかってくる。味付けの分量を、記載どおりにするか、7掛けあたりに設定するか。たいていパブリッシュの発信元は東京である、と考えると、このあたりは関西人にとって非常に重要であるのだ。

ちなみに「しゃべるお料理ナビ」は、私の舌からすると濃いので、だいたい7~8掛け。

さて、料理なのだが、10代・20代の頃はまったく、というか、ほとんどというかしたことがなかった。ある古い友人に、「出来ないんだと思ってた。」と、ある日真顔で言われたことがある。確かにこれは8割がた当たっていたかもしれない。料理をすること自体が、実際あまり好きではなかったのだ。

やらず嫌いがなくなったのは、飲み友達と集まってホームパーティみたいなことをちょこちょこ始めたとか、ダイエットを本格的にやってみた、とか、そういった非常にヤクザなキッカケ。

一人暮らしの年月が長かったにもかかわらず、一度も料理を作ったことのなかった知り合い(♀)が、私と同じ時期ぐらいに結婚した。最近やっと、焼きそばが作れるようになったらしい。がんばれ。

さて、「母のサンクチュアリ」、次は「タケノコの木の芽あえ」。タケノコはアクを取る所からやらねばならない。ハードルは高い。

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