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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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47都道府県の記憶 #11 広島・鳥取・島根・山口

いらっしゃいませ、

4県って言ったから、4県行きます。

★ 広島県

1. 90年代に1回、2000年代に1回。
2. 同僚たちと広島市内や宮島見物。青春18切符で尾道へ。

1994年だった。神戸の外資系企業内で働いていた頃、同僚たちと、プラス出向先(お客さん)の仲のいい人たちとで大きなバンを1台借りて出かけた。

メンバーは日本人4人、香港人2人(当時は返還前)、フランス人1人、中国人1人(あのオーストラリア人来てたかなぁ…覚えてない…)。同僚の日本人男子の実家が広島だったから、彼の発起での珍道中となった。

日本人である私にとっても、広島は初めてで、原爆記念館や平和公園はそもそも行っておかなくちゃ、という場所だった。外国の人たちと行くというのもまたとない機会だった。今、この時代に思うのだけれど、あの時アジアの人たちと行くのだ、という特別気負った気分がなかった。彼らが割とアメリカナイズされていたっていうのもあったのかもしれない、日本にあるアジア本部で働いているエリートだったから、っていうのもあり、反日感の全くない人たちだったからか。。。特に、中国人の女性(英語・日本語・北京語・広東語を解する、アメリカ現地雇いのエリート)は、「終わったことをいつまでもぐちゃぐちゃ言っていても仕方がない。今や将来のことを考えるべき」と平和公園を散歩しながら語った。それはかの国の人々の総意ではない。でも、1つの思いであることも確か。その朝のことを、今でもふと思い出す。

そのときの同僚だったフランス人のYvesは、今でも唯一付き合いがある。他の日本人とは全く音信普通なのに、不思議なものだ。でもまあ、私は彼が一番好きだったから、そうなっているのかもしれない。
Yvesとは、数年後、今度はフランスのノルマンディにある戦争記念館に行った。そういう縁があるのか、いや、これも私の嗜好だろうな、と思う。歴史は好きだし。でも見終わった後は、2人顔を見合わせて「お腹すいたね」だった。やれやれ。

2003年ぐらいだったかな、尾道に行ったのは。当時、写真を始めたばかりで、その頃モデルになってもらっていた友人のSちゃんと、いわゆる撮影旅行っていうやつだった。けど、結局は美味しいビールと食べ物を楽しんだ旅だったけれど。

「清水食堂」とうところに行った。まあ尾道では昔から有名なところなので、ググッてみてください。海辺の再開発の際に現在の所に移ってきたとか。私たちはそこしか知らないから、昔の店がどうのこうのというのはまあいい。ラーメンを食べて、それ以外はお魚をその場で焼いていただいて、ずーっと海を見ながら(といっても対岸がすぐ島なので運河みたいだ)ビールを飲んでいた。
Beer7.JPG











尾道、もう一回行きたいなぁ。Sちゃんと。

★鳥取県

1. 子供の頃1回。学生時代の合宿で1回。90年代に1回。2000年代に3回。計5回。
2. 鳥取砂丘・海水浴。大山。さかいみなと博。植田正治写真美術館等に3回。

なんといっても、「植田正治写真美術館」。初めて写真教室に行ったころ、先生にこの美術館のことを教えていただいた。その頃は自分が何を撮るのかでウロウロしていた頃で、プロの写真家の名前なんてほとんど分からなかった。そのクラスには知っている人もいたが、「福山が云々」と言っていて、「何で福山正治?」ってわけが分からなかったっけ。で、その頃、植田さんが亡くなったことも先生に聞かされたけど、そもそも知らないのだから、ふうん、っていう感じだった。

初めて美術館を訪れたのは、福山がらみの展示期間の頃だった。だから、「割と」人は多かったけれど、交通手段のあまりよくないところなので、たどり着くまで時間がかかった。でも、たどり着いたとき、そんなことは忘れてしまうような風景に出会える。初めての旅から、2回目の旅まで、自身にいろんなことがあった。でも、もう一度行きたいという気持ちを忘れることがなかったのも、その風景と一本の傘のため。そう、大雨にあって、大山ガンバリウスのお隣の酒造店で傘をお借りしたのだ。それを返す、という口実をおみやげにした旅でもあった。
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★ 島根県

1. 90年代に1回。2000年代に1回。計2回。
2. 家族親戚旅行で玉造温泉・松江。松江・出雲。観光。

松江城、小泉八雲記念館、一畑電鉄、宍道湖のしじみ、皆美の鯛飯、出雲大社、出雲のおそば、玉造温泉、松江温泉…一通りは観光でなぞったって感じで。もうひとつ、足を踏み入れたいいろんな魅力が残っている。どこへ行って、なにをすればそれが埋まるものではないのもなんとなく感じている。

日本人だからなのかな。別に愛国心どうのこうのというのとは別の空間で。
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★ 山口県

未踏破です。


中学生の頃からの幕末好き(司馬遼太郎のマイベストが「花神」と「世に棲む日々」なのだから)にも関わらず。思春期の頃「アンノン族 萩・津和野ブーム」が気色悪くて、それ以来旅行の候補に全く上がっていなかった。

今、ちゃんと調べて、ちゃんと行ってみたいところのひとつ。

4県行ったぞ!

次回は、橋を渡ります。


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被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
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