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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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47都道府県の記憶 #8 三重・滋賀・奈良

いらっしゃいませ、

昨日・今日と、ここらあたりが警報まみれで。。。

★三重県

1. カウント不能。
2. 修学旅行、仕事、お伊勢参り。

なんといっても、この県でひと夏仕事をしたこと。ずっと滞在したのではなく、大阪からその都度、日帰り・1泊から2泊、の繰り返しだった。いろんな街へ行った。

津・松坂・鈴鹿・志摩・伊賀・尾鷲・熊野

行く地域ごとに全く異なる雰囲気がある。それを仕事先の地元の方に話すと、

「そうでしょうね。三重はもともと四つの国でしたから。」

伊賀、伊勢、志摩、そして熊野の一部。

今も思い出す、JR尾鷲駅周りの、時間が止まったような「夜の街」が、フォトジェニックで私の「ツボ」だった。残念ながらその頃は写真を始めてなかったけれど。

熊野灘の壮大な太平洋の風景、松坂の駅裏のホルモン焼き、途方にくれた伊勢うどん、も再訪したいツボ。
niku.jpg











ちょっと旅気分したいとき、近鉄特急でフラっと行ける所がまたよいのだ。

★滋賀県

1.カウント不能
2.すべて日帰りだけど「観光」、「お墓参り」

湖西が圧倒的に多い。あるとき、雄琴温泉の「あがりゃんせ」という温泉にふと 興味を抱き、出かけてみることに。実はこの「雄琴温泉」、ある一定の年齢以上の世代には 微妙な響きがある。大きな声で言っていいかわかんないけど、

「トルコのメッカ」

今は「ソープランド」ちうネーミング になっている「施設」は、昔昔「トルコ風呂」と呼ばれていた。 雄琴はいわゆる「トルコ風呂街」。「温泉」に、エッチな意味が 妙に含まれていた時代。そう、雄琴といやあエッチなふーぞく街というイメージが払拭できない世代に、実は私はいる。 そーゆう世代ではないダンナに、「あがりゃんせ」に向かいながら説明する。

しかしながら、あとあと私がかなりな思い違いをしていたことを知る。雄琴の風俗街はすっかり廃れて、今は本来の天然温泉の街として生まれ変わったと思っていたのだけれど、実は2つのエリアは少し離れているのだ。帰りに坂本駅までタクシーに乗ったときに、その「街」のネオンが目に飛び込んできた。 廃れてる?...いやいや。

で、話は「あがりゃんせ」に向かう道に戻るが、その時私はある映画の話をした。

「タイトルは忘れたけど、雄琴のトルコ嬢が琵琶湖の周りをマラソンする、っていう映画が昔あってん。」

私はその映画の予告編を、RT(りあるたいむ)で映画館で見たのだけれど、とても金を払って見たいと思うような出来ではなく(予告編だけで十分そのくらいはわかる。)、実際1週間くらいで打ち切りになったらしい。

「その映画のこと、聞いたことある!」

ダンナが反応する。 で、その映画が、

幻の湖」(1982年東宝)

であることが判明する。 で、どうしたか。 DVDで見た。 映画としてどうとか、の感想はこの際やめておく。 ただ、不思議に身体に残る映画だった。

それは、1980年代前半の風景。 まだ、びわ湖タワーがあり、道の駅はなく、そして東京も そう、私が初めて足を踏み入れた頃の姿形。 映画というのはもちろん「ストーリー」であり、俳優の「演技」であり、「シーンの組み合わせのセンス」でありなんだけれど、その時代の風景をきっちり撮る映像 技術が駆使されていれば、生き残る価値はあるのだと思った。

まあ、でもそこだけの映画。宇宙遊泳のシーンは気の毒なほどショボイ技術でした。 「そもそもなんで宇宙遊泳がでてくるのか?!」 興味のある方は、DVDレンタルされてますので、ぜひ。

この映画に出てくる「尚源寺 十一面観音立像(国宝)」(JR高月から徒歩)、見に行ってしまいました。こちらは湖東です。
kitaoumi1.jpg







高月の町並み。









★奈良

1.カウント不能
2.遠足、観光(特に花見)、仕事

仕事で「近鉄奈良線」はよく使った。瓢箪山駅を過ぎたあたりから、標高があがって行く。左に折れるので眼下に大阪平野が見渡せる。関西の私鉄でここまでダイナミックな風景を持つのはこの線ぐらいか。(南海も高野山あたりまでいけば...)

あまり奈良市内には行っていない。だいたいが仕事先の近鉄沿線、それと少し遅い時期の花見スポット。奈良県出身の人に勧められた「奈良の桜スポットベスト4」が、

● 又兵衛桜
● 仏隆寺の千年桜
● 屏風岩公苑の桜
● 大野寺・西光寺の桜

かなり偏ってはいます。又兵衛桜以外は出かけた。かなり奥地なので、でもって車で行かないので、何十分も歩いて着いたときの感激もひとしお。ただ「満開時」にきっちり行けないときもあるし、天候が悪くいっこうにぱっとしない時もある。一時期、毎年奈良の山桜にチャレンジしていた。最近は足が遠のいた。自分の脚力にも自信がなくなってきている。

そうそう桜の下で、三脚おやじの集団とケンカしたっけ。大嫌いだった、観光地で三脚立てて写真撮る奴ら。そいつらは本当に「邪魔だ、どけ!」って言い抜かした。「邪魔なん、あんたらやろ!」って言い返した。今でも三脚集団は大嫌いだ。

本当に、誰もいない時の桜を撮りたかったら、朝早く、1人で来い。

tenkawa17.jpg











天川村
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被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
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