いらっしゃいませ、
もう半分くらい行った?
★新潟県
1. 90年代に妙高1回、十日町に2回(2006、2009)
2. スキーと、「越後妻有トリエンナーレ 大地の芸術祭2009」
トリエンナーレが初めての新潟かと思っていたら、スキーで一回行っていた。「妙高杉ノ原スキー場」。すごく長いコースで、途中でコースを間違えると、電車で言うと一駅乗らないと正しいコースに戻れない。先導の人がずんずん間違った方に行くんで、引き返せーと叫べども、スキーってそれが無理なんやね。結局リフトで戻る。そもそも、初級者用のコースが雪解けで使えず、モーグル用のコースを降りる羽目になったので、私が1時間以上かけたからそういうことになったのだけれど。。。あれ以来、スキーは一度もしてない。もう無理だろうなぁ。
泊まったペンション「
ゆーかまーか」は食事も美味しかったし、居心地よかった。調べてみたら今も健在みたい。まあ、納得できる。リピータも多いのだと思う。スキー好きではないのでリピートはできなかったけど、春や秋の植物が美しいですよ、とのお葉書を戴いたこともあったように思う。
トリエンナーレについては、まとめて書いてありますので、
こちらを。
2006年夏、直江津の「岩ガキ」
★富山県
1. 高校生の頃高岡に1回、90年代に立山に1回、2006年に糸魚川で昼食
2. 家族と親戚めぐり、観光
父方が富山の出。父の叔父とか叔母とかのつながりで、私にしたら精神的に遠い。家族で行って、親戚の家に泊まったり、あいさつまわりするだけなので、ティーンエージャーの私には苦痛以外なにものでもなかったのはいたしかたない。
主に泊まったのは「笹津」という町、というか、あれは村だ。駅舎を出ると、ひとっこひとりいない閑散としたロータリーが真夏の炎天下の中に、ダランと横たわっている。キリコの絵画みたいに。駅を出ると田畑しかない。
夜は気温が下がるので、窓を開けっ放しで寝る。風が強く、大きな木が一晩中ごぅごぅと音を立て、なかなか寝付けなかったのを覚えている。田舎の古い家が怖いのは、この時の体験からなのだろうか。
そういえば、2006年のトリエンナーレの帰り、乗り換えのため糸魚川で降りて昼食を食べた。地魚のお造りを頼んで、Kは珍しく冷酒を飲んだ。外で自分だけでそうやって日本酒を飲んだのは、このときが初めてだったかもしれない。こういう旅が最初だったら、印象は違ったんだろうな。
★石川県
1.80年代に白山へ、金沢へ90年代に2回、和倉に1回、2005年に金沢に1回
2.スキー、観光
白山は、お豆腐、これに尽きる。ずっしりと硬いお豆腐を、わさび醤油だけで食べる。「日本人としての食」を初めて意識した瞬間のように、今思うぐらい。
家族で行った金沢は、湯涌温泉の「白雲楼」に泊まった。バブルの真っ只中。皇室専用の別館もあった高級温泉旅館は、今はもうない。2005年に湯涌温泉に行ったとき、朝の散歩がてら訪ねてみた。廃墟好きにはたまらない写真スポットになっていた。少し悲しくて、山を降りる。おそらく従業員用の家屋だったところも朽ち果てていた。
金沢は好きだ。これからも何度でも行きたい街。一度、春の桜の頃に行ってみたい。
今回(も?)、食べ物の写真ばっかりだな。
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