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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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タ・イ・ト・ル

いらっしゃいませ、


詞をいくつか書いていて、ということを以前のブログに書いていたのだけれど、そのうちの2つに曲がついて、すでに最初の曲に伴奏の音が入り、2つ目は唄が入った。その2曲は、曲・伴奏・唄をいろんな人にお願いしたのだけれど、最後のひとつ(ハワイのコーヒーに関する唄(仮))については、曲も自分で作ろうと思い、今サビのところがだいたいできてる。ウクレレだれか弾いてくれないかなー。


前のブログでそのときも「タイトル」をつけることの難しさについて書いた。写真にタイトルをつけるのもなかなかむずかしい。Nadarで写真を教えていただいていたF先生からも、タイトルについては、十分考えてつけるように言われたものだ。


おもしろかったのが、アマチュア向けのモデル撮影会で撮られた写真のタイトルで割と多いのが、

「オ・ン・ナ」
「マ・ナ・ザ・シ」

とかで、「なんでか知らんけど、中点とか星マーク入れるよる」らしい。カタカナ化もやはり多いとか。


この辺は、年齢層とかあると思うのだが、若い人になると今度は外国語の多様が目立つとか。まあ、曲のタイトルが全部英語っていう、ひとときよく売れてた女性歌手もいたけど(聞くところによると今も売れているらしい)、意味分かってんのかい、って思とった。彼女は「印象をあたえる」という理由だったと思うが、写真について言えば、外国語のタイトルをつけることで、印象とか雰囲気でごまかすことで、かえって写真からの主張が消えてしまう。先生の許容点は、「中学生にわかる英単語まで」だった。


私もタイトルをつけるとき、どうしても英語を使いたくなるときがある。それと匹敵する日本語タイトルがどうにも見つからないとき。そんなときは自分の中で「よし」としている。あと、明らかに特定の外国の写真、というのを前面に押し出すとき、それを見るのがその国に興味を持つ人に限定される場合なんかは、その国の言語を使ったりする。


それから先生は、「無題」というのは極力避けるように、とも言っていた。特に「見る側に自由に感じて欲しいから」という理由によるもの。たしかに、どんな表現でも、送り手のメッセージが受け手に100%届くことはない。100%外の「受け手による新たな解釈」が生まれることも多々ある。けれど、ぽん、と作品だけを投げて「自由に感じろ」という表現者の姿勢には疑問を感じる、というもの。


タイトルがどの程度の力を持つものなのか、さらにタイトルだけで十分なのか、それは個々がそれぞれ方向を見つけていくのかなぁとも思う。表現するものによって、その辺も多種多様なやり方が存在するとも思うし、とても大きくて深くて広い問題。


で、ちっちゃい私の思い出作りなのだけれど、タイトルでやっぱり悩んでいる。まだできていないコーヒーの歌だけは、(仮)タイトルのままにしちゃおうかな、なんて考えてる。

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被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
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