いらっしゃいませ、
さあ、第3日目は「松代エリア」から。ほくほく線の駅むこうに、ちょこんと構えて松代の町をみおろすのが、「
松代城」。「松代城」と入力してググると、トップでヒットするのが長野県の「松代城」。けれど、それは「まつしろじょう」です。こちらは「まつだいじょう」。
「松代城山」っていう、多分後付の名前の山を車で登ります。時間があれば、下から徒歩で歩いていろいろな作品に出会っていくのもいいなぁ、と思うのですが、もちろん時間はありません。体力もないさ。
#181 WD スパイラル・パートⅢ マジック・シアター
子供の頃の夢に出てきそうな家。私の夢の中に出てきた家は、円形で上から釣り下がっていて、外壁はチェック柄(!)だった。はしごを使って上がり、「もにょもにょ」っと中へ入ると、ちゃんと3LDKぐらいの家なのだ(この辺がリアル。)。
#182 かかしのこどもたち
可愛かった。もっと多いともっと可愛いな。どんどん増えないかな。
#183 まつだいスモールタワー
私たちは気がつくとこれを「エッフェル塔」って呼んでいた。フランス人が作った、「何となく回りにそぐわないもの」のベスト2は、エッフェル塔とポンピドーセンター。それに続くか!まつだいスモールタワー!
駐車場に車を止めて、そこからはちょっと徒歩。少しは体使わないとね。今ある松代城は、「跡」というものではなく30年ぐらい前に観光スポットとして、展望台を兼ねて作られたそうで、小さくて儚げ。会場の10:00までには時間があるので、松代の町を見下ろしたり、写真を撮ったりしていたら、

同じように待っていたお兄さんに、このお城を「のっとる」お祭りがあることを教えてもらう。その名も「
のっとれ松代城」。世代としては「風雲たけし城」(なつかし!)。出場資格は男女を問わず、出身国を問わないらしいです。いいなぁ、ステキな企画だわ。私はしないけど。出場した人の詳しい報告サイトなどもあるので、ググってみてください。やっぱり陸上自衛隊なんかの現役の人が強いらしい。
↑ 下の町から、雪を掻き分けて城に這い上がるのだ。
さて、10:00になり、開門~!
#184 松代(金)城
えっ?なにこれ?えっ?ずっとこれ?あ、ずっとこれ...金、金、金...
飽きるかと思ったら、飽きない。「あ、VHSのテープだ、あ、ウッドのラケットだ。あ、ザルだ。」って口に出して言うと余計楽しいよ。みんなにも楽しがられたし。
金、金、金、に埋もれながらも、もともとの松代城の展示物(松代の歴史なんか)もきっちり読んでみる。
#140 人 自然に再び入る
サイトの写真は、時間を経てこんなんになりました。
あ、この人、大地から息をしている感じ、わかる。生きてるの。私の「大ヒット」。
#141 イナゴハビタント
すべり台。30歳以上(かなり幅あり)が、わーわー、とすべり降りる。10歳以下の人々に冷たい眼で見られながら。
#38 福武ハウス 2009
ここも廃校。でも他の廃校と雰囲気が違う。なんだかまだ使われていて、文化祭か何かに使われているような錯覚に陥るぐらいのにぎやかさ。駐車係のおじさんが、「のんびりと」忙しそう。
ここは、撮影は禁止、と言われた。他のところはいいのになんでかなー、ってKに言ったら、「ここにはギャラリーがゴソっと入っているから。ギャラリー内は撮影禁止でしょ。」 ああ、そうか。でもそれなら、そういう説明が欲しいなあ。どこかに書いてあったのかな。そういう東京の、都市部のギャラリーのシステムを、この大地に持ち込むことの意味ってなんなんだろう?廃校でギャラリーってちょっとお洒落?ってか?なんか、浅い。撮影しようとするお客さんを注意している地元のお兄さんが、存在感が(作品より)あって、面白かった。
ひとつ気がついたこと。私、木造の校舎より鉄筋の校舎の方が苦手みたい。
息が切れてきたぞ。今夜はこの辺で...
あ、そうそう、今回あまり見ることのなかった「こへび隊」(ボランティアの学生さんたち)を発見。枝豆もいでた。
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