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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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さあ、ファドを弾いてみよう #7 唄いながら

いらっしゃいませ、

d35b54d4.jpegさて、当日は2時からやはり「フリーゾーン大道」で練習。本番前にはリハもあるので、ここではさらっとした練習となる。いまひとつ、というか全然うまく弾けない。だけど、あまり歌手の人に負担をかけられないから、全体練習はさらっと流して、うまく行かなかったところをボソボソ練習する。うまく行かない原因は分かっていて、あ、ここでこの音入れないと、って思うと力が入ってしまって、緊張して、結局中途半端に弾いてしまうこと。

そこで、「あいまいなところは弾かない。弾けるとこだけ弾く」と、開き直って、さてリハまでも時間があるからどうしよう~」ってことになる。

「ビール飲みに行きましょか?」「えー!本番前の昼ビール?!」「気分が大胆になります。」

てなことで、じゃあ昼ビールの美味しいところはどこよ?

「カプリチョーザ」なら、サントリー系なのでプレミアムモルツが旨いです、ってことで、新町川リバーサイドのお店へ。多分、ここのカプリチョーザは、日本一ロケーションがよく、居心地がよい。料理の味は同じだけれど。私とMT氏は2杯頂いてしまう。気分は大胆、晴れやか。ライブ会場である「アンカー・ベイ」へ向かう。リハからそのまま本番に入れるので、そういうシチュエーションは素人演奏者には非常に助かる。

さて、リハ。初めて、ちゃんと弾く。本番に強いわ、私。いやいや、まだ、リハ。こういうときは、えてして本番に失敗したりするので気を引き締めなきゃ。で、18時前から、わさわさと人が入ってくる。始まる頃にはもうぎゅうぎゅう。演奏者と客席が、「あ、どうも。」っていう距離。でも、段のついたところより、この方が私的には落ち着く。

さて、本番が始まるとあることに気づく。観客の視線はファディスタと、初めて目にする人がほとんどであろうポルトガルギターにしか向いていない。ますます、気が楽になっていく。KKさんの「コインブラ」では、鼻歌まで出てしまう、私って。

で、一番緊張する(はずの)演目が始まる。途中からポルトガルギターの演奏がなくなるのだ。何故なくなるのかは、徳島以外では口外してはいけないことになっているので言わない。けれど、やはり観客の視線はファディスタに行っていることに安堵しながら引き続ける。

でも、B♭はやっぱり苦手だ。

途中、MT氏が、「女性のヴィオリスタは珍しい」と紹介する。でも、もしかしてギターが一番入りやすいかもしれない。ファドをやりたいけど、唄うのはどうも。。。ポルトガル語がどうも。。。ポルトガルギターは難しそう。。。だったら、ギターの伴奏がお薦め。一番リズムがわかるところだから、そのうちすぐ唄えるようになる(かも)。コード弾きができたら大丈夫だと思う。気軽に始めてほしいなぁ。

ライブが終って外にでたら、まだ明るい!夏の夜の始まりに、私の「ファドを弾いてみよう」の旅は終ったのでした。

さて、次は唄ってみようかな。(終わり)
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被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
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