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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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今度はファドを唄ってみた。 #2 アルペジオならば、と

いらっしゃいませ、

唄おうと決めたのが9月の始め頃だったのだけれど、実際に練習を始めたのは10月の始め。1ヶ月が、するするするっと過ぎていっていた。仕事を9月の終わりにやめる予定だったので、怒涛の引継ぎだの、何でまだ私がこの仕事をしてるんだ?だの、まあ体中がドロドロしていた時期だったのもある。また、一度決めた曲が、やっぱりそんなに好きじゃない、っていうのも分かってきて、曲を変えた、っていうのもあった。

実は、最初に決めていた曲は、「Loucura」。まあ、ファドでは有名です。歌詞はめちゃめちゃ暗い。鬱陶しい。だけど曲は美しくて哀愁を帯びており、さらっと歌ったほうがかっこいいなあ、って軽く思って選んでみたものの、けっこう歌詞が難しい。単語のアクセントと小節の切り方の関係も今ひとつわからなかったので、ギターで弾きながら歌ってみた。いやあ、ブンチャ・ブンチャしながら歌えんぞ、って思っていたら、Kが他に何曲かの音源をくれた。

その中の一曲は、伴奏がアルペジオだったので、「これは!」と思って曲換え。曲のタイトルは「Senhora de Monte」、丘の上の女性、つまりは聖母マリア様、聖母マリア様みたいにありがたい方、のことを爽やかに謳った曲で、悪く言えば毒のない曲なのだけれど、「これは『身をよじる』、『恍惚状態に陥る』と思われているファドのパフォーマンスのイメージを覆せるのでは!」と、晩夏の妄想は続く。

11月中旬の、「Fado Vadio in Tokyo」に向けて何とかスタートラインには立つことができたものの、やっぱりアクセントの場所がおかしいだの、ブラジル・ポルトガル語の発音じゃないの、だの、悶々、鬱々としたストレスは付きまとう。でも、口を割りと横開きにすることが多く、普段使わない筋肉が動いてるのは意識できてるんで、ええんちゃうの~、と開き直ってみたりもする。

でも、あれやね、弾き語りって、ギターに歌をあわせるんじゃなくって、歌にギターがつられていくもんなんや。自由やわ。これでいいんかな・・・

(続く)
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被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
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