いらっしゃいませ、
ものごとの「必然」とか「偶然」とかを言いたい性格ではない。
どっちでもいい、っていうのも嫌な感じがするから、どうなのかわかりません、というスタンス。
「縁」というのが一番すんなりくるのかもしれない。「縁」を必然とするか偶然とするか、もあまり興味はない。「縁」は「縁」。それが日本語のよいところのような気がする。
で、今年の1月から3月にできたご縁で、Flower Cakeなるものにチャレンジすることに。せっかく作ったし、写真も撮ってみたので、しばらく中継録画におつきあいください。
白いお皿の上に吸水性スポンジ、別名オアシス。これがまず一人ひとつずつ目の前に。「ピンクのオアシスってめずらしい」という声があって、なるほど、よく頂きモノのは緑っぽいのがおおい。さすがこれからケーキになるだけあります。かわいい。
まずトップから。ケーキでいうトッピングから始めます。逆なのね。
バラって、もうすでに美味しそう。「クリームで作るバラ」からの逆イメージか。
これだけでもオブジェとしてよかったのでパシャ。何かに使おう
次はサイドを埋めていきます。パテでぺたぺた均す部分ですが、ここがけっこう難しかった。
一応の完成。けっこう集中するし、想像以上にいい時間だった。
これは先生のお手本。よりケーキっぽい。流石。
1月から3月まで通っていた講座のクラスメイトだったのが今回の先生。3ヶ月の間に彼女のお花の知識、デザインのセンス、彼女とお花の歴史(海外の花屋さんで働いていたとか)、なんかにずっと触れてきたので、講座をするって聞いたとき、「あ、やってみたい」と思った。これが「縁」。
特にそんな話も聞かず、単にクラスメイトだったから、では多分足は運ばなかった。これが「縁」。必然とか偶然とかでは私にはとてもくくれない。
仕事となると「縁」とかゆるりしたことを言ってられない、のかもしれない。ぐいぐい押し込んでいかなきゃいけないのかもしれないけれど、結局残っていくのは、普段からの「縁」を大切にするつながりなのかもしれない、とも思う。「普段」がまったくなくて、急にコンタクト取られてきて、「なんや、営業活動か」って思うことが最近ちょっとあった。別にご無沙汰でも営業や宣伝ならはっきりと本筋から伝えればいいのに、いかにも懐かしさを装うアクセスの仕方。小ささや貧相さが滲み出てしまう。
そういえば、「普段」ていうのも、いい日本語だ。
PR