いらっしゃいませ、
たどり着くことが出来た。「大地の芸術祭 妻有トリエンナーレ 2009」。3年前の夏、3年後のことを思ったときに、いろいろな意味で、再び訪れることが出来るかという不安があった。
次の開催はあるのだろうか?
自分自身が行ける状況にあるだろうか?
去年の夏、2009年の開催を知り、2006年の旅の連れに連絡する。もう体がみんなと一緒に前に歩き出す、そんな感覚が生まれてくる。ああ、絶対に行けるなあ、って思った。
今年、当然「前回はこうだった、ああだった」という会話が飛び交う。
あれ?覚えてない。そういえばそうだったかな。ああ、なんとなく思い出したような。。。いや覚えてない。
なんかもったいない。ひとつひとつが大切な思い出のはずが。。。
で、今年記憶が薄れないうちに書く。私にしては珍しい「時系列日記」を!
第1日目
まず、今回の参加者は6名。4名が直江津現地集合、2名が十日町で現地集合。女子4名・男子2名。もともと、このメンバーの原型となる私を含めた女子3名は、いつもばらばらにチケットを買う。なんでかなー、と思い出してみると、最初の金沢旅行が、かなりキワキワに決まったので一度に取れなかったか、そもそもそれぞれの休日の都合が合わなかったことに始まる。
「合わへん。今回はやめようか」
なんてことにならないメンバーだから、こんな風に「大人の遠足」を楽しみ続けられている。
3年前なんか、もっとすごかったもん。「T家は、1泊目xx、2泊目xx、3泊目新潟市に泊まります。みなさん何泊目から参加ですか~?」ってな呼びかけをしている。
7:10大阪発 サンダーバード1号 直江津12時着
無事ホームで全員の顔を見る。
あ、そうか、車窓の風景とか一応入れておきましょうか。
富山県を過ぎたあたりで海が見えてくる。寒そうな日本海。
そう、一日目は天気が今ひとつ。
直江津では天気が何とか持ったので、昼ごはんはここ、と決めていた、3年前にも新潟の食文化を楽しませてくれた海鮮料理の店「軍ちゃん」へ、ぶらぶらと歩き始める。3年前に立ち寄った(と指摘された)飴屋さん、あぁあぁ思い出した。でも多分覚えがなかったのは、自分の口に入ったなかったせい。お土産とはそういうちょっとクールな関係であるものだ。
特にコメントすることはしません。
ワクワクしながら軍ちゃんに向かう。軍ちゃん開いてるかな。確か年中無休やったな、あ、やってるやってる、あ、すごい人並んでる。
なんで?!3年前は確かに1時間ほど遅い時間ではあったけど。
15:30に十日町でレンタカーを借りないといけない。あまり時間に余裕はない。あきらめて隣の海鮮料理屋さんに入る。コストパフォーマンスは圧倒的に軍ちゃんに軍配だが、海産物は新鮮で悪くはない。
なぜ、軍ちゃん?
もしかしてテレビか?それも全国ネット、割と最近。大河ドラマがらみか?妻夫木くんが何か言ったんか?
まあしょうがない。また3年後やね。(なんとなく、もう行かないかもしれない気もするが。)
あ、そうか何を食べたかやね。軍ちゃんの隣の店で。えっと、私は釜飯定食みたいなん。写真がない。お腹空いてるときは、まず撮らない私。。。
直江津からは「ほくほく線」という、のどかな感じの私鉄に乗り換える。この線は十日町までものすごくトンネルが多い。おまけに一つ一つが長い。なので、「ほくほく線」の人たちは考えた。で、土日に「ゆめぞら号」に乗ってトンネルに入ると、そこは夢の空なのだー。(くわしくは
こちら。)
土日じゃなかったけど、お盆だからやってくれるだろうと思いきや、ショーはなし。されるとうざいんだけど、ないとちょっと落胆。わがままな都会人。
実は、今年は「ゆめぞら号」より圧倒的に人気があったのが、「妻夫木号」(多分、正式には「天地人号」かもしれない。)。すれ違った時、椅子からこけそうになった。帰りの直江津行きがたまたまそれだったのだが、やっぱり車窓の外の人たちの興奮度が圧倒的に高い。とにかく、この夏はこのあたり「愛」に満ちていた。
1日目が書き終わらない。。。次回1日目第2弾ということで、ちょっくら休憩します。
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