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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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ロシアの靴下

いらっしゃいませ、

タンスの中に、「ロシアの靴下」が増えてきた。ロシア語でなにやら書いてあるパッケージに入っていたのだから、ロシアの靴下だと思う。Made in Chinaであろうが、これはロシアの靴下だ。

この靴下が欲しければ、○横インにインターネットで予約すればいい。チェックインのときにフロントでお姉さんが、「粗品箱」からどれでも好きなグッズを選ぶように言ってくれる。最初はいろいろ変なものを取っていたのだけれど、最近はずっと、この一番実用的な「ロシアの靴下」を選ぶ。寒い国の製品だから、暖かいに違いない、と思ったことは一度もないけれど、黒い薄手のハイソックスなので、夏はもちろん、冬もブーツに下に履いたりできる。

徳島で泊まるときは、いつも眉山が正面に見える○横インに泊まる。JR徳島駅前にも最近ひとつできた。一度泊まってみたが、まあ○横インなのでどこも一緒。エレベータが一機というのはちょっと驚いたけど。

それにしても最近はどの町に行っても、青いロゴのこのホテルの看板を見かける。雨の後のキノコ状態だ。前の社長さんは居直るし、泣くし、いろいろクセのあるキャラの人だった。一時女性ばかりが従業しているので、安全・セキュリティが問題視されたときは、男性の警備員が立っていたが、もういない。そういうもんなのだ、この国は。

最初にこのホテルに泊まったのは、2001年ごろ、高松だった。出張先が徒歩1分というところで、最大2週間泊まった。1週間を超える宿泊をすると、1人でもシングル料金でツインルームに入れてくれる。まあ、ほとんどホテルの中にはいなかったけど。2週間居ても、無料で見られる映画は月単位でしか変わらないので、ひどい映画に当たると、ちょっとブルーになったもんだ。(確か「スペース・カーボーイ」だった。何が楽しくて、じいちゃんばっかり出てくる映画を女1人で観なきゃならんのだ。)

神経の使う仕事だったし、目と鼻の先とはいえ、仕事の対象者達が引き上げないものだから、そいつらに付き合って仕事場にいるもんだから、いつもホテルに帰るのは9時過ぎ。一度だけ讃岐うどんを食べに、ふらふらと外に出た以外は、ローソンご飯だった。

なので、高松はあまりいい印象がない。でも、それは高松のせいじゃないことはものすごく分かってる。何本もある商店街はなかなか趣があった。仕事なしで、行ってみたい気もするが、どうだろう、もう行かないような気もする。

ひとつお隣の県なのだけれど、私自身の「仕事」というわけではなかったので、徳島での○横インステイは、思い出すとほっこりする。ちょっとお互いいろいろ疲れると、Kと「徳島行きたいね」って言う。毎月行っているのだけれど、やはり泊まるときのほうがゆっくりできるので楽しみなのだ。

これだけ毎月行っていても、フロントの女性の顔を覚えるわけでもなく(毎回違うのか?)、覚えられるわけでもなく。まあ、これが○横インの特徴でもあるのだろう。

そういえば、この間、これから夜中に女の客が来るから大きい部屋に替えて欲しい、とフロントの女性に言っているおっちゃんがいた。

「お連れ様のお名前は?」
「わからん」

これやから、旅は楽しい。
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女性
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被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
写真のこと、旅のこと、本のこと、言葉のこと、音のこと、などを描いて撮ってます。

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