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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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夏の色は

07-08-11_15-20.jpgいらっしゃいませ、


休みの日になると、特に夏になると、「緑が見たい」と思うようになる。青葉茂れる季節、青い空とのコントラストを楽しめる季節は夏しかない。


先日も、温泉と園芸ショッピングを楽しむため、宝塚の中山台と山本あたりをうろうろした。昨日は、宝塚ファミリーランド跡にできた「宝塚ガーデンフィールズ」で毎月第2土曜日に行われている「手作りマーケット」へ。まあ、「ちょっと高級感のある」フリーマーケット。以前から、すてきな帽子をいろいろなイベントで販売されているgogcod さんから、販売します、とのお知らせを受けて、T家の夏の帽子を買出しに。


宝塚ガーデンフィールズって、ファミリーランドをまっさらに整地して作ったわけじゃなく、特に奥(「植物園」の周り)は、地形や樹木・植物をそのまま残しているから、懐かしさといとおしさと寂寞感が、すーっとわき腹あたりをすり抜けていく。そう、すり抜ける程度だけれど。


私はつばの広いうすいグレーの帽子を、T家のKは麦藁帽を購入。私はお隣のお店で、アクセサリも2つ選ぶ。帽子と夏のアクセサリ、Road to Hawaii の大切なツールである。


Kはさっそく買ったばかりの麦藁帽をかぶって、公園内にある中華レストラン「龍坊(ロンファン)」でランチすると、店内の南国風なインテリアにそらあ合うこと。八角やパクチーの香と共に、そこは果たして日本ではなかった...
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上海カモメは海を渡らず

07-07-25_22-50.jpgいらっしゃいませ、


なんか、知らん間に天神祭りが終わってしまった。でも、個人的には、祭り前の、地元のざわざわした、そわそわした雰囲気が好きなので、人の押し寄せる花火の日なんかは、わりとどうでもいい。西に逃れて、Beer Bellyでサウジ戦を観る。前半戦が終わって店を出て、家に帰る頃には、お祭りの提灯などをしまいこんでいる人々に出会う。テレビのチャンネルを合わせた直後にサウジの3点目が入った。ああ。


今年の平成淀川花火は8月4日の土曜日。もう、これだけであの人ごみを思い、パニックになった。翌日は「徳島ジャズストリート」で朝早く出発なので、お誘いを断る。でも、ひとつぐらい花火を見たいなあ。遠くからでもいいから。


徳島ジャズストの写真のことをそろそろ考えねば、と、先日購入した二眼レフカメラ「上海鴎(Shanghai Seagull)」を箱から取り出し、フィルムセットに汗を流す(本当に汗を流すぐらい、とてもマニュアル。)。電池を使っていないんやなあ、と感心している場合ではない。ないがしろにしていた「絞りとシャッタースピードの関係」「そいつらと被写界深度の関係」を再整理せんとあかん。ただ、ライブにはちょっと不向きかなあ、いや、そもそもカメラそのものにまだ不慣れだから、今回はもっていくのはやめておこう。


継続してきたことが形になるのを撮っていく。今度はEsquinaと一緒に紀伊水道を渡る。すてきなライブになりそう。その楽しさを撮れたらな、って思う。

今日は「うなぎ」。

MacroMaxと5本のポルトガルギター

07-05-20_21-21.jpgいらっしゃいませ、


10センチまで「寄れる」幻のコンパクトカメラ、MacroMaxをお誕生日のプレゼントでもらいました。(3ヶ月遅れ)

ネットオークションで落札してもらったのだけれど、新品で、中に「49000円」て定価の値札が入っていました。おおー、けっこう高かったのね、これ。


10センチのマクロ撮影は「ウロトラ・マクロ」というらしい。説明書をちゃんと読まないと、普通に撮ったってうまくいかないよ、みたいなことが別ペーパーで入っている。被写体との10センチの距離を測れる「スターターキット」っていうのがついている。10センチぐらい、わかるやろ…って。
ILFORDのSuper400を入れてみる。久々に花々に近寄って、グロっぽく撮ってみたい。


この「MacroMax」、ちゃんと115ミリのズーム機能もある。もう旅行はこれひとつでええやん。


で、今日はたくさんのポルトガルギターを撮りました。

もっと寄りたいの

07-05-03_13-15.jpgいらっしゃいませ、


(月曜日仕事に出たため)普通の週末だった前半のGW、リベンジとばかりの4日間。でも何をしたか絶対来年覚えていない。っていうか今日ですらよく覚えていない。


5月3日、インテックスのロボットコンテストへ。PLENにまた会いに行く。PLEN、この日は、お掃除をさせられていた。「カワイイ」だけではダメなのだ、ロボットは。働かなくてはならないらしい。

「おばあちゃんち」で少しお昼寝をしたあと、「MODS MAYDAY」 http://www.thisismodernworld.com/modsmayday/kyoto.html に出かける。’70 EXPO コンパニオン風ないでたちの女子などに混じって踊る。(彼女達の世を忍ぶ仮の姿は、外反母趾のOLらしい。) 会場を出ると、巨大クーラーボックスの中にふいと落ちた感のある、深夜0時過ぎの烏丸。


5月4日、「おばあちゃんち」で目覚め、家路に着く。我が家を訪れるお客様のために、アンチパスタ、タコとナスとトマトソース・リングイーネなどを用意する。


お客様が帰ったあと、お昼寝。


5月5日、生まれ育った、眠れる街を訪れる。いろんなものがなくなったり、切り落とされたり、潰されたりはしていただけれど、道の形は変らないから、幼い頃歩きなれた路地を抜けて進む。幼い頃にはもちろんなかった、「箕面地ビール」の工場で出来立てのスタウトを飲んでひとごこち。


「うこん」で髪を染めてもらう。


5月6日、また「おばあちゃんち」へ。美術家のMちゃんとカメラ談義。Mちゃんが、買ったばかりのリコーのGR1を見せてくれた。コンパクトカメラ、最後の名機らしい。


「でも、コンパクトカメラって、寄れないでしょ。」
「寄れるのあるで。『マクロマックス』っていうやつで、10cmまで寄れるねん」


さっそく、梅田の中古カメラやさんへ。あったはいいのだけれどASPフィルム専用のやつだったからあきらめる。ネットで探してみたら、35mmのやつがけっこう安く出ていた。手に入ったらお散歩カメラにしよっと。


さて、もう少しお昼ねしよっと。

「不味そうなカレンダー」の謎

いらっしゃいませ、


今のマンションに引っ越してきてもうすぐ1年半。昨日もわが宅に来ていただいたお友達にも、「街のなかやなー」と感心され、そのたびにああそうやなー、って思う。普段の日は朝家を出て、同じような街中で働いて、日が暮れてから帰ってくるので、その賑やかさをあまり体感していないけれど、休日にお買い物に出ると、ほおぅ、ってやっぱり思う。


さて、気になるし、できればなくなって欲しいものが、マンションのエレベータの中にある。カレンダー。べつにカレンダーをエレベータの中に掛ける行為自体は問題ではない。問題は、カレンダーに使われている写真なのだ。


不味そうな料理が年間12種類。


去年引っ越してきたのが1月だから、2006年のカレンダーでも、その不味そうさ加減に1年間うんざりして来たのだが、2007年も同じ趣向・レイアウトできたのだからたまらない。おそらくデザイナー・写真家は同一人物と思われる。2007年もこれで行こう!となった経緯が知りたい。できれば、そもそも何年契約、であったことを望みたい。もし「このカレンダーって素敵!毎年これでお願いします」というマジョリティの後押しがあったとしたら、と想像しただけで背筋も凍る。


さて、なぜ不味そうなのか。最近のお料理本を見ていると、みないかに美味しそうにみせるか、の工夫がされていて、たとえその本をみて作らなくても、眺めているだけでも楽しめるように、という意図がうかがえる。そんな流れの中で、あえて、

- 料理自体が地味。
- 料理と食器と料理とテーブルクロスの色合い、組み合わせにセンスが感じられない。
- 全体にアンダー、特に中心にある料理が(不思議だ)
- 盛り付けがきたない。入れこぼしの汁なんかもそのまま
- 庶民的な色合いを出そうとしている、とも思えない中途半端さ。
- 作り方などを載せているが、特に食べたい・作りたい、と思わない。
- 見たくないのでエレベータに乗っている間、目を向けない。よって日付も見ない。

カレンダーを作る。 謎だ。


ちなみに、エレベータ会社のカレンダー。大手だし金はありそう。でも歴史のある会社だから、いろいろ派閥とか、コネとか、しがらみがあるのかもしれないね。


こっそり、取り替えたくなるのだけれど、エレベータの中にはビデオカメラが回っている。はて。

タ・イ・ト・ル

いらっしゃいませ、


詞をいくつか書いていて、ということを以前のブログに書いていたのだけれど、そのうちの2つに曲がついて、すでに最初の曲に伴奏の音が入り、2つ目は唄が入った。その2曲は、曲・伴奏・唄をいろんな人にお願いしたのだけれど、最後のひとつ(ハワイのコーヒーに関する唄(仮))については、曲も自分で作ろうと思い、今サビのところがだいたいできてる。ウクレレだれか弾いてくれないかなー。


前のブログでそのときも「タイトル」をつけることの難しさについて書いた。写真にタイトルをつけるのもなかなかむずかしい。Nadarで写真を教えていただいていたF先生からも、タイトルについては、十分考えてつけるように言われたものだ。


おもしろかったのが、アマチュア向けのモデル撮影会で撮られた写真のタイトルで割と多いのが、

「オ・ン・ナ」
「マ・ナ・ザ・シ」

とかで、「なんでか知らんけど、中点とか星マーク入れるよる」らしい。カタカナ化もやはり多いとか。


この辺は、年齢層とかあると思うのだが、若い人になると今度は外国語の多様が目立つとか。まあ、曲のタイトルが全部英語っていう、ひとときよく売れてた女性歌手もいたけど(聞くところによると今も売れているらしい)、意味分かってんのかい、って思とった。彼女は「印象をあたえる」という理由だったと思うが、写真について言えば、外国語のタイトルをつけることで、印象とか雰囲気でごまかすことで、かえって写真からの主張が消えてしまう。先生の許容点は、「中学生にわかる英単語まで」だった。


私もタイトルをつけるとき、どうしても英語を使いたくなるときがある。それと匹敵する日本語タイトルがどうにも見つからないとき。そんなときは自分の中で「よし」としている。あと、明らかに特定の外国の写真、というのを前面に押し出すとき、それを見るのがその国に興味を持つ人に限定される場合なんかは、その国の言語を使ったりする。


それから先生は、「無題」というのは極力避けるように、とも言っていた。特に「見る側に自由に感じて欲しいから」という理由によるもの。たしかに、どんな表現でも、送り手のメッセージが受け手に100%届くことはない。100%外の「受け手による新たな解釈」が生まれることも多々ある。けれど、ぽん、と作品だけを投げて「自由に感じろ」という表現者の姿勢には疑問を感じる、というもの。


タイトルがどの程度の力を持つものなのか、さらにタイトルだけで十分なのか、それは個々がそれぞれ方向を見つけていくのかなぁとも思う。表現するものによって、その辺も多種多様なやり方が存在するとも思うし、とても大きくて深くて広い問題。


で、ちっちゃい私の思い出作りなのだけれど、タイトルでやっぱり悩んでいる。まだできていないコーヒーの歌だけは、(仮)タイトルのままにしちゃおうかな、なんて考えてる。

遠い森

07-03-17_14-36.jpgいらっしゃいませ、


本当は「青春18きっぷ」で、愛知県岡崎市を目指してゆっくりでかけるはずが、入院中の叔父の容態がよくない、と急遽ひとり病院へ。病院で短く、深い時間を過ごした後、京都から名古屋まで新幹線で追いかける。所要時間は30分ほど。そうか、名古屋へ行くときは大阪から出ていたからな。落ち着きのない旅。


名古屋駅で、少し迷いながら豊橋行きの新快速の座席におさまる。今までも仕事やプライベートで名古屋駅からJR在来線に乗り換えたことはあるのだが、ほとんど記憶がない。「武豊線」に突っ込みを入れたことがあったっけ・・・まあ関西人なら必ずやるんだろうなぁ、って確かそのときも思ったっけ…


07-03-17_14-35.jpg岡崎の駅で「青春18きっぷ組」と合流。向かうは、「岡崎市美術博物館」。「「森」としての絵画 - 絵の中で考える」が開催中。「インターネットラジオ-掘りごたつ会議」でハンサムトークを繰り広げてくれた、手塚愛子さんが出品している。奈良美智さんや、昨年、法然院で手塚さんと同時に出展していたパラモデルさんも。


手塚さんのご縁で、去年は新潟の「妻有トリエンナーレ」にも行った。日本の現代美術、インスタレーションという未知だった分野に、結果的に自然な形で触れ合うことになった縁を、純粋に悦びたい。


この、岡崎市美術博物館っていうのは、山の上にあって、ほかにホールやスタジアムやハイキングコースやスポーツ施設がある。この日は土曜日だったけれど、折からの強風と寒さもあってか、人影はまばら。なんだか、先週の「みさき公園」を思い起こさせる。「雨男・雨女」ではなく、「寒風男・寒風女」か、わたしら…


ただ、人の少ない美術館や博物館はわりと好きだ。自由に楽しめるところがある。気に入った場所に何度も戻ってもいいし、「フン」と通り過ぎてもいいし、じぃっとしていてもいいし、茶の間でテレビに向かってやるようにクサしてもいい。


このあと、名古屋に移動していろいろ。いろいろと。立ち寄った「SambaTown」で、VocêのCDを見っけ。


帰りは近鉄の「ゆりかごシート」。2時間ぐらいで大阪に着いた。昔はもっとかかったような気がする。それも、遠い遠い森の奥の思い出。

バスストップ

いらっしゃいませ。

12月14日ですか...いかん、いかん、意識不明状態だった。仕事は混乱状態になるわ、深夜に警告メールがきまくるわ、気温は下がってくるわ。

気を取り直して。

写真表現大学のコースが修了。隔週とはいえ、土曜日の11:00~14:00っていう時間帯は辛かった。ネガを決めてトリミングを決めて、段階露光をして試し焼きをする。そのプロシジャーの中で、ふと「飽き」を感じてしまったり。焼きたいと思うネガがまったくなくなったり。そんな日々が、さて終わるとなると寂しさがふつふつと沸いてくる。その後に、「さて、これから...」が付きまとう。

暗室道具を揃えていない私は、これからまたしばらくモノクロプリントとはお別れ。使いやすいレンタル暗室との出会いもまだない。暗室道具を揃えるか...キッチン?お風呂?化学物質を今のマンションで扱うことに躊躇いはぬぐえない。でも、写真とはそういうものなのだ。それが嫌なら、デジカメで(プリントせずに)、アナログを決して超えることのない画質をながめて過ごせばよいのだから。

んー、まだ6×6のカメラとも出会っていないなー。

さて、お休みが取れた。年末は小籠包まみれ。

そんなこんなで、ちょっと「停留」。久々に立ち寄った「房」で、お店の「じゅんちゃん」と名曲「バスストップ」を口ずさむ。「ユニット組もうか? じゅんとじゅん。」

この店も私の「停留所」だったなあ。これからも、よろしく、です。

プロフィール

HN:
DonaT
HP:
性別:
女性
自己紹介:
被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
写真のこと、旅のこと、本のこと、言葉のこと、音のこと、などを描いて撮ってます。

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