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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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10年の旅

Paris1.JPGいらっしゃいませ、

パスポートが7月に切れるので、更新準備をしています。10年パスポートだったので1998年に取得したやつが切れるのかー。1998年に行ったのはニューヨークだった。もう10年もたつのかー。こういうとき人は、年月を感じます。長かったような、短かったような。

うん、やっぱり長かったかな。

北京オリンピックの年に切れるのか、ってずっと思っていたら、じゃあもう北京オリンピックなわけで。
いろいろと騒ぎになっていますが、北京オリンピックの対立候補って皆さん覚えておられますでしょうか。

大阪でしたねぇ。

「大阪だったらよかったのに」、って思ってしまう人もいるのでしょうか。
私は未だに「大阪でなくてよかった」と思っています。いろんな意味で、ちょっと距離を置いてみたい「オリンピック」と私の今日この頃。

さて、パスポート。写真を取りに行きました。ICパスポート対応の写真は、顔を大きめに入れなくてはならない。
顎を引いて、ちょいと上目づかいにしてみたら、「びっくり顔」になりました。
やっぱり、顔でかっ!

行き先はやはり西の果ての国。

さて、10年パスポートを取ったら、次回の更新は2018年。やっぱり長い旅になるのかしら。でも、前の10年とはやっぱり全然違う旅になるのでしょう。
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お待たせ、2008年春の「てんちゃん」

1da4c0e2.jpgいらっしゃいませ、

2年ぶりの丹波篠山。てんちゃんは私たちのことを覚えているか、いるまいか、多分覚えているまい、ちょっと緊張気味。

おだやかな日差しと風の中、月並みな表現だけど、心の洗濯。関西人はしあわせです。ちょっと車を走らせれば、ちょいっとJRに乗れば、こんなステキな場所にいけるのだから。

0019.jpg大阪や神戸に比べると、まだまだ桜は五分咲き程度。でも、木蓮が里山を彩り、山桜は、孤高を愛するが如く、力強い姿をさらし、土筆の穂はあくまでも可憐で、水のせせらぎはいつまでも耳の中に優しく残ります。

てんちゃんの後姿にも春を感じる私。





てんちゃんと別れた後は、人知れず、知る人ぞ知るらしい、山奥のお蕎麦屋さんへ。おそばや、クセのつよい春野菜やらが大好きな大人になれていてよかった。

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あと2週間ほど、怒涛の日々が待っているけれど、なんか頑張れそう。

出雲路ビールにはありつけず。

08-01-21_14-23.jpgいらっしゃいませ、

出雲のつづきです。

旅の段取りの話を、Kと話していて、1から10まできちっと計画して、その通りに旅が完了すると凄く満足するタイプの人とか、とりあえずでかけてしまう人とか、いろいろいるねって。

私は、1から10まで計画はするのだけれど、いわゆる「大項目」だけ計画し、大きな移動の部分とか、泊まるところとか、晩御飯とか、その辺はちゃんと「中項目」に埋めるのだけれど、「小項目」まで埋めることはしないようだ。「着いてから考えればいいし」

そんなこんなで、一畑電鉄の本数のなさとか、出雲路ビールがJR出雲駅ではなく西出雲駅にあるとか、露知らずででかける。同じ出雲なんだから、JR出雲駅が一番大きいんだから、飲めるでしょう、みたいなのりで。
で、結果はありつけませんでした。

その代わりでもないが、出雲が「ぜんざい発祥の地」という、あまり役には立たないだろうコネタを仕入れる。出雲大社の参道路にあったおぜんざいやさんでホッコリ。まあ、普通のぜんざいですが。

「汽車」です。

いらっしゃいませ、

宍道湖のほとりに取った宿は、「ビジネスホテル」。でも、湖が見える大浴場があって、もちろん天然温泉。おしゃれでもゴージャスでもなかったけれど、とてもあったまりました。

さて、次の目的は「一畑鉄道」にのって、出雲に行くこと。でも、本数が少ないのですね、この路線。江ノ電とは違うのだ。松江市内はもちろん主役は宍道湖。翌日は雨こそ降らなかったけれど、ずっとどんよりとした空。湖面もその色をただただ映し出すだけど、モノクロフィルムの静止画のような湖面はそれはそれで幽玄な美しさを湛える。

出雲エリアに入ると、宍道湖とはお別れ。さて、次の主役は各駅の「壁画」です。
出雲の神話エピソードが描かれているのですが、さて描いたのは地元の小学生あたりなのか?
画風がみな同じです。共同制作かしら?
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ただ、大抵のエピソードは、神様達がもめています。
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出雲大社も登場です。これから、「古代出雲歴史博物館」にこれのレプリカを観に行くのです。

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博物館はまさに出雲大社の隣にあります。
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気になったのは、博物館内のカフェ「阿礼」(もちろん「稗田阿礼」の)のメニューの「」。
飲み物つきで1000円というのは、ランチ前には痛いなぁ(ランチは出雲そばの予定だったので)、と断念。

でも、こんなのもあるみたいね。

博物館のあとは、もちろん大社におまいりしなくちゃ。もちろん「絵馬鑑賞」もしなくちゃ。
おみくじも引かなくちゃ。
出雲大社のおみくじは、「大吉」とか「凶」とかは書いてありません。
番号(第七番とか)と内容だけです。ちなみに私の今年の運勢は、

「本年は、好運の年で、求職・縁談・家屋の新築・移転・開業すべてよし。みな、後日に好結果に結ばれる。思いついた事は、少しくらいの故障はあっても断行せよ。相当の成功をみる。」

なんか、その気になるやんか。

絵馬の周りで、「これおもしろい」「ここまで書くか!?」なんて無責任なことをしゃべってたけど、買ったばかりの絵馬にこれから文字を書いてつるそうと楽しそうにやってきていた女子二人組みは、何となく次の行動が起こせず固まってたなあ。ごめんなぁ。

雨が降ってなかったら見えたのにね、宍道湖の夕日

いらっしゃいませ、

4時間でどこまでいけるか。台北に行けるな(飛行機・パス込みで)。
そして、「松江」までいける。

今回の目的は、

・安来のお花屋さんで働いているRさんを訪ねる
・米子駅前の「すぎむら」で、再び鯖寿司や新鮮な海産物を食べる。
・宍道湖が見える温泉に入る。
・一畑電鉄に乗る。
・古代出雲県立博物館に行く。
・出雲路ビールを飲む。

多いね。そうでもないかな。

松江と米子はJRで案外近いのです。米子の手前に安来があります。
「すぎむら」ではRさんとも飲めました。

帰りの汽車は、「ねずみ男車両」でした。
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2年前は、「めだま親父車両」だったなぁ。

この間、ずっと雨だったのだけれど、松江しんじ温泉はとても暖まりました。

つづく

西の旅

07-11-02_14-50.jpgいらっしゃいませ、

西に車を走らせる(正確には走らせてもらう)ことが、続いた。兵庫県の小野市とか、赤穂市とか。ちょっと身体を休めたくて、休日はその辺の温泉とか海のものを求めて。

小野市は、白雲谷温泉。

赤穂は、「海の見える海鮮レストラン」と、「夕日の見える温泉」へ。

夕日については、お泊りではなかったので見る時間はなかったのですが、あの辺(赤穂御崎温泉郷)は、春には桜のトンネルもあって、一度お泊りもよいかも。瀬戸内海の静寂音(Sound of Silence)が心地よかったです。

レストランでは海鮮炭火焼。
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エビ、あなご、ホタテ、烏賊、タコ、いさぎ、鯵の開き、野菜、きのこなんぞを豪快に焼いて食べる。穴子のセイロ蒸しも頼んじゃう。そのままで食べてもいいけれど、薬味とおだしがついていて、出汁茶漬けもできる。


食べられるかなぁ、と思っていたらペロっといけた。多分ビールを飲まなかったからかしら。こういうのもありなのね。


温泉の方は、有馬温泉と同じ質の鉄分を含んだお湯。有馬より鉄っぽい色でしたが。そう言えばこのあたりは、お塩の産地だから、買っておけばよかったと、家路についてはたと思う。まあ、この次に。桜の頃にでも。

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なので、ここのところ、お肌がスベスベ。

秋のざわざわ病(やまい)

55f35f93jpegいらっしゃいませ、


どこか行きたい。気候も穏やかだし、身体もよく動く。秋は心もざわざわする。ハワイ島から帰ってきて、しばらくいいかな、って思ったのはほんの一瞬。


ただ、お財布とか仕事とか考えると海外は無理。それに、日本の秋・冬は食べ物が一番美味しいのだ。この時期を逃しては、と、カレンダーを見つめるけれど、なかなか日が取れない。そうなると、いっそう、ざわざわしてくる。とりあえず妄想を始める。


1. 米子 - 松江 - 出雲
米子で3度目の「植田正治写真美術館」を楽しんで、夜は米子駅前の「すぎむら」で舌鼓をうつ。翌日電車で松江に移動して、宍道湖のほとりの温泉に。出雲に新しくできた古代史博物館にも行きたい。

2. 九州のどこか
山口県と群馬県以外ほぼ本州と、四国・北海道を制覇したが、九州には何故か未踏地がたくさんある。初心者なので、やっぱり別府とか。

3. 島
屋久島、大昔に行ったっきり。最近行った人の話を聞いたら、なんかイメージ違ってるけど、やっぱり行きたいなぁ。飛行機から見えた、和歌山の先のほうにある島、とかも行ってみたい。


4. 近場
連泊が無理なら、日帰り旅行も。郊外のゆったりとした美術館とか、美味しいものとか、温泉とか。


とりあえずは、明日(19日)の、Esquina水谷くんのソロライブで、スペインあたりへ連れて行ってもらおう。


※写真は、「ハワイで唯一おいしかった」、とKの言う、Kona Brewing Co.の肉厚ピザ。

しらっとエッチなファディスタもしくは元スーパーモンキーズ、そしてスパイダーマン四

いらっしゃいませ、


MAX。http://pt.wikipedia.org/wiki/Max


踊る4人組はおいといて、週末は徳島で「阿南サウダーデ・ファド教室」。MT氏の新曲は、しらっとして、とろっとした、MAX風の雰囲気。


そして、その夜「マクロマックス」の落札を知る。3500円ほどで、10cmまで寄れるコンパクトカメラをゲット。しゃがみこんでファインダを覗いている私を見たら要注意。


さて、今日は念願の「四国アイランドリーグ」の観戦。もちろん、徳島インディゴ・ソックスを応援する。
07-05-13_12-30.jpgキャラクターは「クモ」なので、手がいっぱいある。「スパイダーマン3」がおりしも公開されているが(私には「スパイダーマンヨ」に見えてしょうがない)、かなり趣の違うデザイン。バック転とか、バイクの曲乗りとかしないし、スパイダーらしい動きもないし、関係者らしき人が来ると挨拶する動作が、おじさんぽいので、中身は若い人ではないかもしれない。おっと、子どもたちの夢を壊すことを言ってはいけない。


試合の前は国歌の斉唱。なんと、選手が順番で唄う。今日の選手は、少しフラッとぎみだったけど、めちゃ上手い人もいるそうな。


試合は負けてしまったけど、思ったよりプレーの質が高かった(少なくともむかーしに見たウエスタンリーグ「阪神vs阪急」のやる気のないエラーだらけの試合より)。眉山を借景に、気持ちのよい午後を過ごした。(ちょうど例の「崖っぷち犬」で話題になった崖も正面に見える。)
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バスに乗る前に入った海鮮居酒屋で、「別にあの映画の舞台、『眉山』でなくてもええやん。長崎でええんちゃう。」という、地元の人の声を聞く。

記録の中のキリン

記憶の中のキリンではなく。

初めてホンモノのキリンを見たのは、「みさき公園」。 と、思っている。なぜならその記憶はないから。
あるのは、何枚かの写真だけ。キリンをバックに幼い私が写っている。 写真横に、母の手書きで「みさき公園」とある。 私の記憶は、その写真に基づいている。 



記憶にないものを記録によって、再度記憶にする、それも写真のなせる技のひとつ。
ビデオはどうか? 個人的な感覚なのだけれど、人間の記憶って、静止画のような気がしてしょうがない。よく「記憶の断片」 っていうし。その静止画を何枚かつないで、やっと自分や自分以外のものの動きを思い出す。

 

その断片が1枚しかないものもある。幼い時の思い出は非常に写真的だ。 



だから、それがその場の記憶からの画像であるのか、 出来上がった写真をその数年後に見た記憶からの画像であるのかは区別がつかない。 



さて、キリン。
昨日、再び「みさき公園」へ。なんでも「キリンのみさき」 だったらしいから、幼い頃、他のどの動物園にもいなかったキリンを子どもらに見せようと、母は大阪府を縦断したに違いない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%95%E3%81%8D%E5%85%AC%E5%9C%92

昨日は寒かったし風も強かったからか、園内はガラガラ。 その分、動物達もノンビリと。観光灯台に登るが、強風にあおられ白波の立つ大阪湾を眺め、そそくさと降りる。 


確かに、写真の中にいたキリンや、写真の中で乗っていたリフトがある。でも、何も記憶からは引き出せなかった。
 
新しい記憶と共に、ほっこりした気分で、帰りは羽曳野の「太子温泉」へ。(ここはおすすめです。ぜひ) 



入場者が少なかったので、少し心配したのだけれど、
みさき公園はいろいろ頑張っていて、メディアにもよく
取り上げられているのだそうです。支配人さんのブログが
あって、けっこう面白いです。
http://mskpark.cocolog-nifty.com/diary/

台北茶芸話②~やたけた

taipei5.jpgいらっしゃいませ、

1999年5月、2002年3月、そして今回の2006年12月、いろいろな季節の台北を旅したことになる。偶然だと思うのだけれど、これらの年にポルトガルにも旅している。

行くたびに、この街は新しい顔を見せる。MRTは、じわじわと増殖を続けている。

街を這いずり回るうちに見失った方向を修正する「すぐれもの」も現れた。「台北101購物中心」世界一高いビル。いったい、何をすることやら、この国の方々・・・

1999年に初めて訪れた最初の夜に出かけたのが、「饒河街観光夜市」。台北駅から1駅のった「松山」という駅を降りてすぐのところにある。駅から、夜の空にそびえる「101」が見える。「松山」の位置を初めて実感する。

この夜市のいいところは、ひとすじしかない、という点。まっすぐな通りを市の終わりまで行って、戻ってくるだけ。2002年には「士林夜市」「遼寧夜市」に突撃したのだけれど、通りがいろいろありすぎて、さて今どこの筋を通ってどこへ出たのか?がさっぱり把握できない。

スイカの形をした急須を買った陶器屋さんがなくなっていたり、エッグタルトを買ったお菓子やさんが全く変らぬ商品のラインナップだったり、7年前の夜を確かめるように歩く。

今回の旅で気が付いたのだけれど、1回目の旅でどうしてもダメだった「臭豆腐」の匂いがまったく平気。コンビニの煮込み卵の、八角の匂いも無問題。

今回初めて行った夜市は「華西街観光夜市」。龍山寺のホン近くにあったのに、気が付かなかったディープなスポット。この夜市を語るのは、専門のブログなどに任せるとして、いろんな意味で他とは違う夜市、とだけは行っておきたい。大きく違う点は、まず家族連れや若いカップルがあまりいないこと。ガイドブックにも「オトナの夜市」とある。もし、台北を訪ねられる機会があるかたは、一度足を踏み入れることをお薦めします。すでに日本には失われつつある、

  やたけた

な世界がそこにある、から。

8 January, 2006
junco

プロフィール

HN:
DonaT
HP:
性別:
女性
自己紹介:
被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
写真のこと、旅のこと、本のこと、言葉のこと、音のこと、などを描いて撮ってます。

ついったー

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