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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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噺家さんの声力と上海カメラとナダル対モヤ戦の気になるあの人

07-06-07_18-47.jpgいらっしゃいませ、


お笑いブーム、というけれど、テレビでもてはやされているタレントで、面白いと思う人たちはごくわずか。「エxタの神様」なんか、クスッとでも笑うことはない。


未だに「SMxPSxAP」と「エxタの神様」を割りと欠かさず見ていて、ひとりテレビに向かって笑ったりしていたら、要注意。


で、最近、お笑いはやっぱり「ナマ」やなあ、って思う。ていうか、生で見られるような所に生活している不思議と幸せ。


歩いて行ける距離に、「梅田花月」と「繁盛亭」がある。繁盛亭は人気らしくて、まだ行けてないのだけれど、梅田花月は、「今日誰出てる?…あ、行こうか」っていう手軽さで行ける。満席ってことはない。この間は、ティーアップが出ていたので出かけた。やっぱりおもろいなぁ。先に帰った「おねー」たち、後悔したかなぁ。


で、何気なく天神橋筋商店街を歩いていたら、「天五劇場」っていうポスターを見つけて、出演者にシンクタンクの名前を発見。で、仕事を無理やり早く切り上げて出かけた。


古い民家を利用しているのかな、小さな小屋で、畳部屋を三つぶち抜いて寄席にしている。シンクタンクは「メガマック」ネタで相変わらず笑わせてくれるし、落語では、笑福亭生喬さんというひとが上手だった。


なんでこの人の話がうまくて面白く感じたのかなあ、って考えてみたら、「声」だった。非常によく通る声をお持ちで、大きな声も小さな声も硬い声も柔らかい声も、とても聞きやすい。それぞれの登場人物に特徴をあわせることが出来る声、落語には絶対必要に思うのだが、他に出演していた噺家さんは、まだまだその力量がないように思えて、登場人物にリアルさが感じられない。花月にでている落語家なんか、それ以前の問題で、発声がなってないからとても聞き苦しい。


ああ、落語の声ってやっぱり大事なんや。歌でもそうやね。歌はうまくても声をうまく使えない歌手の歌って、メリハリがなくってつまらないものね。


にしても、ティーアップ・シンクタンク・笑福亭生喬、どれもテレビでは見ることはできない。やっぱり果報者だなあ。


さてさて、6×6の中判カメラ、「上海シーガル」という中国製のカメラにちょと目が行っている。もうちょっと研究してみよう。


ナダル対モヤ戦の客席に、アントニオ・バンデラス。映画と違って、脂ぎってなくって、でもちゃんと黒のシャツに黒のサングラスで。すてき。
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かの国を笑うなかれ

いらっしゃいませ、


「感冒性胃腸炎」と診断される。当分アルコールとコーヒーと油モノを絶つ。まあ、来月健康診断だし、体重計のこともあるし。


ちょっと話題は古いのかもしれないけれど、かの隣大国にできた「ねずみーランド」によくにた国営遊園地のこと。


まあ、知的財産権の悪魔と化している「ねずみやアヒルを要する巨大プロダクション」にまっこう直球勝負している(勝負なのか?)姿は、あっぱれとさえ思うのは私だけか。私だけだろうなぁ。(なにせあのプロダクションは、幼稚園の運動会レベルでも、「ねずみ」が使われていれば「メン・イン・ブラック」を派遣させるという伝説があるから。。。)


私がかの国営遊園地を笑えない理由がもうひとつある。それは、


関西には、「ねずみーランド」によく似た遊園地が複数存在していた


からなのだ。


1.水上ゴンドラにのって、世界中の民族衣装を着た人形の間を通り抜けるアトラクション。
2.暗闇を走り抜ける、「室内ジェットコースター」
3.二人乗りのリフトに乗って鏡の前を通ると、二人の頭の上に妖精が写って見えるアトラクション
4.「シンデレラ」に出てくるお城


私は物心ついてから、学生までこの遊園地で楽しませてもらった。上記のアトラクションでももちろん遊んだ。だから、東京ねずみーランドに初めて行ったときの「デジャ・ビュー」感といったら。


東京ねずみーランドが出来るまでは、本場のねずみーランドを体験した日本人の絶対数というのは非常に少なかったと思う。さらに、関西のこの遊園地を体験した、という条件をクリアする人はもっと少なかっただろうなあ。私の身近にも本場に行った人はいないことはなかったのだけれど、なんでみな口を閉ざしていたのだろう。もしかしら、「××ファミリー××」って、ねずみーランドのマネマネやん!と言うことで、幼い頃から親しんできたこの愛すべき施設への思いが踏みにじられるように感じていたのだろうか。(まさかね)


この関西の遊園地は、リニューアルを繰り返していったので、上記4つのアトラクションが閉館を迎えるまで存続したのかどうかは定かではない。もしかしたら、ねずみプロダクションの圧力を受けていたのだろうか、とまで考えてしまう。


ただ、この遊園地の「ものまね」と、かの国の遊園地の「コピー」はまったく同じではない。前者はおそらく当時の担当者が本場に出かけて、「あんな遊園地を作りたい」という夢の果てに、あがいてもがいで出来たものなのかもしれない。また、経営は地方の私鉄会社なのだ。


これだけ知的財産権について厳しくなっている時代で、「ねずみプロダクション」の権力が増幅している時代で、国営でやってしまうかの国は、やはり「不思議ちゃん」である。企画・制作担当者には、やはり本場の「ねずみーランド」への愛や憧憬があったのだろうか。それなら少し、救われる感じはするが。


※ 「メン・イン・ブラック」はネット内も徘徊しているため、本来の名称をマスキングしております。ご了承ください。

そろそろ全仏かぁ

いらっしゃいませ、


とうとう封を開けなかったWowow番組ガイド4月号。昔は、びっちり読んで、ラインマーカで印をつけて、ビデオを録ってってまめにやってたなぁ。そうこうしていると5月号がやってきて、今度はちゃんと封を開けてみると、全仏オープンの開幕!が目に飛び込んでくる。ああ、またやってくる、私が不在のローラン・ギャロで。


プロジェクトは3月で完了のはずがずれ込んでいて行けるわけもない。まあでも今年は「Road To Hawaii」の年だからいいのだ。ローラン・ギャロはずっとあるのだから。


で、昨日は赤土の上で、テニス。膝がピキピキして痛くなったけど、日に日に上手くなる小学生のボクと試合をしたりもして、しゃかりきに動かずに楽しむ。昔はほんとに意地になってボール打ってたけど、最近は体のことも考えて、無理せずやってたら、リラックスした状態で打ててる。省エネテニスか。


そのあと、空堀を久々に訪ねて、「セバ」のチーズのガレージセールで珍しいチーズ(バジル入りゴーダチーズや唐辛子入りナチュラルチーズ、特上のパルメジャーノのすりおろしなど)を買って、雑貨屋さんやアンチーク家具屋さんなどを冷やかして家路へ。


晩御飯は、「ナスとひき肉のトマトソース リングイーネ」を作った。おいしかったのだけれど、ひとりだったから「おいしい」って自分に言ってあげた。


去年の今頃はリスボンだったなあ。今リスボン→ファーロに行っている人がいて、日記を読んで楽しんでいる。旅日記ではなく、普通のおしゃべり風なのがいい。


さて、明日は仕事。別にいやではない。電話もいきなり人が駆け寄ってくることもなく、集中して仕事が出来るはず。土日に仕事をしている人が多いうちの事務所(私の職種としては邪魔なのであるが)、なんだか気持ちがわかるようになってきた。


ところで、藪ってどうしてるんだろ?

欧州か!

いらっしゃいませ、


土曜日は、ポルトガル菓子のフミちゃんhttp://fumi.yu-yake.com/夫妻と、京都・北白川のカフェ・カリーニョでポルトガル料理ディナー。彩り美しい前菜と、メインディッシュ、サラダ、デザート、お飲み物でおひとり3000円ちょっと。お安い。サグレスの黒が入っていて、これもなかなか状態よく美味しかったです。


フミちゃん夫妻とは2年ぶりの再会。いっぱい食べて、いっぱいしゃべった。


そうそう、その前にすぐ近くの吉田山に登る。いいなあ、あんな山、近所にほしいなぁ。


日曜日は、十数年以上前に1・2度お会いして、その後は年賀状だけのご挨拶だった方と再会。大阪国際美術館にでかける。芸術の前に腹ごしらえ、ということで「クイーン・アリスアクア」で「ベルギーランチ」を。http://www.nmao.go.jp/japanese/restaurant.html
いつも列ができていたレストランで、一度も入ったことがなかったのだけれど、おいしかった。これがベルギー料理!っていうが全然わからないから、「そうか、これがベルギー料理か…」と納得しながらいただく。おいしければ無問題。さすがに、鑑賞前なのでベルギービールはパスする。近いうちに、Beer Barleyhttp://www.beercafe.jp/にヒューガルデンを飲みに行こうっと。


ベルギーの絵画ですが、ブリューゲルの絵は多分初体験、デルボーやマグリッドの珍しい作品にも会えて、クノップフ、アンソールといった画家を知る。再会したお友達が、昨年ベルギー王立美術館に行ったそうで、ベルギーのお話も聞きながらのゆったりとした時間を過ごした。イケメンの楽士の絵にへばりついていたおばさんが非常に気になったりする余裕も。


めずらしいヨーロッパのお料理三昧だった週末。最後は、「まるしん」http://gourmet.kansai.com/G0001485にて、箕面ビールとやらかいハラミで占める。


今週は、粗食や。

つきぬけてしまう

いらっしゃいませ、


仕事で心がやられぎみなので、週末はできるだけリフレッシュしたい。で、時は春。久しぶりにテニスで身体をほぐそうと出かける。が、途中から雨模様。でも、生半可な雨ではやめない仲間達である。それでも、小さい子もいるし、3時ぐらいで引き上げた。みんな大人になったもんだ。っていうか、おじん・おばんになったのか…


場所は「うつぼ公園」。以前テニスコートだったところを「潰して」、芝生スペースにしたところに、お花見の人々が集まる。傘さして、花見続けてたなぁ…。


そのあと、友だちのSちゃんが、T家でお泊り。(我が家では)おなじみの常夜鍋や、お豆腐のイタリアンサラダや、辛いあんかけ麺なぞをつつく。昼間桜を見て、夜はおうちで暖かいお食事。これが大人のお花見さ、なんて。


日曜日の朝は、近くの小学校へ投票に。大阪市で初めての選挙。当然、投票所も初めての場所。ずっと、実家のある市に住民票をおいたままだったので、選挙のときは実家に帰って投票していた。なんとなく、なんとなくな感慨がある。


投票は20歳の頃から、わりと高い確率で行っている。以前は衆議院選や参議院選は行くけど、市議や市長選は行かない、ってこともあったのだけれど、最近は少しこころもちが変った。やっぱり、市議・府議・市長選レベルの方が身近で、人を選ぶときもプロパガンダにあまり振り回されないな、って思う。


周りには、選挙にあまり行かない、行ったことがない、っていう人がだんだん少なくなってきた。素直に、いいことだと思う。選挙に行かずに、社会や政治を語る人の言葉は、あまり重みがなく、みっともないミーハーにすら見えるときがある。たとえ消去法であっても、意味はある、と感じる。時は、春。


そのあと、青春18きっぷを思いっきり活用して、大津 → マキノ → とうとう敦賀まで、湖西を突き抜ける。


行くわよ、シロ!

咲いたり、散ったり、枯れたり、そしてまた芽吹く

07-04-05_09-01.jpgいらっしゃいませ、


容態の悪かった叔父が、3月の末に逝去した。桜の花が開き始めた頃。


春になるたび、あと何回桜の花を見ることができるのかな、って思う。花火の時も、そうかな。


そして、新しい生命が生まれた知らせが届く。


そんな輪の中に私たちはいる。草花や木々と一緒に。


大川の桜は7分咲きほど。夜の川原をそぞろ歩く。


夏の桜の緑、秋の桜の紅と黄金色のグラデーションも好きだ。葉が落ちた冬の木々を見つけたとき、「春にもう一度ここに来たいな」という思いが湧く。


人生のいろいろな場所や瞬間を、好きになれたら、楽しめたらいいなあ、って思う。

0.1分咲き

07-03-18_11-26.jpgいらっしゃいませ、


大川の桜は0.1分咲きだけど、帽子の花は満開。先週末のGogcodさんの手作り帽子販売会にて。http://gogcod.exblog.jp/


春の帽子を2つゲット。これをかぶってお花見に出かけたい。


週半ばの休日は、再び徳島へ。阿南サウダーデの練習風景を見守る。ときどきギターも弾いてみたり。ジャス・フェスを終えて、少しファドから離れて、再び唄い始めたMT氏とKimiさんは、肩の力が抜けて、いい感じのリズム感をまとっていた。なんでもそうだけど、必死にやっているときって、なかなか思う通りに行かなくてっていうのはある。多分思い込みとか気負いなんかが邪魔をして、その分迷いもいっぱいあって、なのかなって思う。少し間を空けて、距離を置いて、やったときに急にぐいって伸びる時があるのかもしれない。


夕暮れの河口から眉山を眺める。少しずつ損なわれていく風景。


今週末は、まず土曜日が仕事。この仕事は神経系統にくる。そんな心具合を回復すべく、日曜日の朝は春野菜の買出しに。たらの芽、こごみ、たけのこ、水茄子などを買って、久々に天神橋筋を5丁目まで往復する。以前住んでいたのは3丁目だったから、5丁目・6丁目間の往復はそんなに苦にならなかったのだけれど、さすがに一丁目あたりまで戻るわけだから、かなりキツイ。でも、ちょうど「わごん市」などをやっていて、相変わらずの活気に懐かしさがじわっとこみ上げる。近いんだけどね、少し遠くなった感じの商店街。もっと出歩かないと…


さて、春のお客様たちを迎えるべく、料理にとりかかる。ニース風サラダに春野菜の天ぷら。天ぷらがいまいちからっと揚がらなかったなぁ。でも素材のよさで、みんないっぱい食べてくれて、いっぱい飲んで、おしゃべりして…それも、春。


ずーっと自然に、普通にニコニコ笑って過ごせる人たちとの一週間でした。

何に駆られているのか

いらっしゃいませ、


夢の中でジョギングしてる。やっぱり夢の中でも膝が痛く、早く走れない。よくわからないけど、海に向かっているみたいで、ときどき、打ち上げられた白いアザラシの死体をよけながら走る。仕事先の人も出てくる。


なんかすっきりせんなぁ。


ちょっと前から、「走りたいなあ」っていうのは思っていたから、そんな夢見たのかもしれない。それにしても、白アザラシの死体って(それも玄関マット状態)。


先日、ハワイで休暇を過ごした人と、久々の「房」で飲む。見知らぬ土地の話を、説明ベタ(私もそうだけど)の人から聞くのはしんどいときもあるけど、風景やシステムをある程度知っている街の話を、ご近所感覚で聞いてる、ってのもええなあ、などと、ついつい飲みすぎちゃう。


ハワイでジョギングしたことがある。いずれもワイキキで。街中で?って思われるけど、歩道は広いし、広い公園もあるし、海を見ながらのジョギングはなかなかの解放感がある。疲れたら、ちょっと浜辺で休憩もできる。ネイバーアイランドに行くと、未開発すぎてそういった場所がない。結局歩道のない大きな道路を走らなくてはならないから、逆に危険なのだ。


カピオラニ公園をダイアモンドヘッドを前方に走る。サン・スーシビーチのホテル群を抜け、住宅地が立ち並ぶ海沿いの遊歩道に出る。


海にかかる虹を見る。とてもこじんまりしていて、本当に、海にゆったり浸かっているような、キュートな虹。
よく走ったご褒美。


海外で走るのは、本当にここだけだなあ。ヨーロッパはまだ走ったことがない。
リスボンなんて、絶対走りたくない。


そういえばこの間、雨の中を東京マラソンっていうのをやっていて、やっぱり小雨の中でスタートした、何年も前の大阪シティ・ハーフマラソンを思い出す。ハーフであんなにうんざりしたんで、その倍を走るなんて想像もつかへん。いくらホノルルが好きでも、ホノルルマラソンもいややなあ。ハワイに行って辛い思いはしたくない。


さて、走らなきゃ。ある程度走ったあとに感じる「すこしいい感じ」をもう一度体感したい。あ、ランナーズ・ハイじゃあない。そこまで走ったら、「白いアザラシ」をきっと見るんだろうなぁ。

プロフィール

HN:
DonaT
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性別:
女性
自己紹介:
被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
写真のこと、旅のこと、本のこと、言葉のこと、音のこと、などを描いて撮ってます。

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