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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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47都道府県の記録#5 山梨・静岡・長野

いらっしゃいませ、

大阪府と京都府の間を行ったり来たり、の今日この頃。

★山梨県

未踏破。
河口湖とか本栖湖とか、あの辺りにいく計画を立てたことはあるけれど、未実行。
芦ノ湖で満足してしまったのか。

高校時代「風立ちぬ」読みましたね。旧軽井沢。憧れることはなかったなぁ。


★静岡県

静岡県は、横に長いのです。大井川で2つに分けてみました。

☆East Side(清水エスパルス圏)

1. 熱海・伊豆高原 1回 90年代初頭
2. 友人の会社の保養所など。

熱海の海岸の、置き捨てられたもの悲しさと、山手にあるMOA美術館のバブル過ぎるうすら悲しさを感じつつ。
伊豆高原の空と海は、どこまでも青く。

天城隋道、浄蓮の滝、わさび田、行きましたね。もちろん、鼻歌も忘れません。

静岡県East sideの旅は、とても「昭和」だった。

☆West Side(ジュビロ磐田圏)

1.金谷・榛原・牧之原・御前崎方面、ミレニアム前後に2回。
2・ 友人夫妻を訪ねて

静岡に嫁いだ友人を訪ねて。1回目のときは、彼女は新婚当初だった。相良にあるお寺の「子産れ石」に、出産祈願をした。この岩は、何故かどんどん大きくなって、そのお寺の住職さんが亡くなると、ポロっと落ちると言われている。代々の住職さんが長寿だったので、もともとは長寿祈願に、そして今はその名前から、出産祈願に訪れる人が多いという。岩がどんどん膨らんで割れるっていうのは、多分科学的に解明はできるのだろうけれど、まあそれはいいや。

私は当時、祈願して産まれたりでもしたら、いろいろ大変だったので、既婚の友人で長いこと不妊治療している人の名前を記帳して帰った。

その後すぐ、静岡の友人と、私が代わりに祈願した友人が無事妊娠し、産まれた子供たちはもう小学生である。

「御前崎グランドホテル」に泊まってみたい。
大井川電鉄には乗ったので、その先のアプト式電車に乗って「接阻峡温泉」に行ってみたい。

★長野県

1. スキーで4回ぐらい、夏に5回ぐらい。高校時代から2000年代まで
2. スキー、テニス、観光

兄は中学・高校とも、修学旅行が「信州」だった。そんな友人がけっこういる。私は中学が「日光」で、高校が「東北」という変り種で、「信州」という響きに限りない憧れを持っていたものである。

初めて行ったのは高校のスキーだったのだが、スキー場でスキーをしただけで、「信州に行った」という実感はなく、こころの中の小さな穴は埋まらずじまいだった。

社会人になっても、もっぱらスキーだったのだが、90年代ごろからテニス合宿でよくでかけるようになった。かといってこれもテニスコートでテニスをするだけである。

そういえば、一度だけ信州らしいところに行ったっけ。青木湖のほとりにログハウスを建てて移住した友人を訪ねたのが秋。白馬村は紅葉真っ盛りだった。

なんだ、けっこう満喫してる。

大糸線、好き。
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47都道府県の記憶 #4 東京・千葉・神奈川

いらっしゃいませ、

記憶への旅は続いております。

★東京都

1. カウント不能
2. 半分以上は仕事

初めて行ったのは小学校1年生のときで、2回目が22歳の時。ここまでは縁遠い土地だったけれど、まあ東京というのはそういうところかもしれない。仕事がなければやはり行くことはない。ただ、20代の頃は「遊びに行きたい」意識がやはり強かったのも事実だ。何をしたいわけでもなく、とにかく街に出ること。それに飽きると、ピンポイントの遊び方になる。やはり、東京は一番イベントの多いところで、他ではやってないから行かなきゃしょうがない、ってことになる。それの極みが、Rolling Stonesの91年(?)の公演だったように思う。大阪にドーム球場がなかったのだから。

2000年代はほとんど仕事。1人でビジネスホテル泊まって、東京の友人を気軽に呼び出すには皆大人になりすぎていたし、楽しくは全然なかったけど、ホテルの部屋の薄暗さと窓の外のいかがわしさと共に、時々思い出すことも。

東京の印象。。。

・ 谷中の墓地と、大雨で崩れた友人の「遠すぎる親戚」のお墓
・ 匂い袋のにおいがする都電荒川線の車内。
・ 80年代バブル直前のころの感じ。
・ 目黒雅叙園の木造館。近所の坂。
・ 多分もうないと思うのだけれど、六本木プリンスホテル付近の「普通の町」。

最近は、なんだか「デンついて」帰るばかりで。もうちょっとゆっくりもしたいと思うけれど、かといって取り立てて何かしたいことのない、東京です。
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★千葉県

1. 多分、6.7回。
2. 友人の家へ

友人の中で、一番早くに結婚した人が千葉の松戸に住んだので、そこに遊びに行ったのが最初。もちろん、東京ディズニーランドに行きましたが。当時は浦安からバスに乗って行ったと思う。不便なこともあって、いつ行ってもそんなに混んでなかったように思う。今行ったら、浦島太郎だろうなぁ。

職場の同僚も松戸の人で、けっこうその後も縁があった。千葉の海にも行った。冷夏だった。

木更津は、行ってみたいです。

★神奈川県

1. カウント不能
2. 友人の家。観光。

高校時代からの親友が、卒業後鎌倉市に住んだので、よく遊びに行かせてもらいました。私にとって神奈川県は大船以西ってことになる。横浜は、どうだろう4、5回ぐらいしか行ってないかもしれない。あの曖昧な広さがどうも居心地悪いのだ。でも、それも旧い友人に連れて行ってもらった、船員会館のバーはものすごく覚えている。

鎌倉によく行った、といっても鎌倉市の住宅地である。観光地は、それも考えたら5回ぐらいしか行ってい ないかもしれない。最後に行ったのが5年ほど前で、念願だった「江ノ電気まま旅」をやった。乗り放題のチケットを買って、極楽寺行ったり、江ノ島の岩屋まで歩いたり、鎌倉高校前の駅でしばらくぼんやりした。サンダルの紐が切れて、藤沢のユニクロで買ったっけ。そう言えば「夏の花」っていう最近のアニメは、江ノ電沿線が舞台です。この頃のアニメは、絵が穏やかでいいね。必ずワンショット入る「極楽寺駅」、一番好きな駅だった。
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海の近くに泊まりたいなぁ、と七里ガ浜沿いのホテルに泊まった。朝、海岸をぶらぶら散歩していたら、富士山のてっぺんがそこから見えた。特に先の予定を立てていなかった私は、急いで荷物をまとめて、箱根に向かった。

そんな旅って、あれからしてないけど、今したいかどうかもわからない、かな。

47都道府県の記憶 #3 茨城・栃木・群馬・埼玉

いらっしゃいませ、

1回4都道府県ほど書くと、けっこう早く終わりそう。でも、やってみるとなかなか面白いです。

★茨城県

1. 1980年代に1回。
2. 「つくば博」っていつ?

筑波市なんでしょうか、会場だったところって。とにかく東京からめちゃくちゃ遠かったのを覚えている。最寄の駅から会場までも遠かった。そのことを考えると、大阪万博ってアクセスかなりよかったのね。

★栃木県

1. 修学旅行(日光)と、親戚の家(宇都宮)
2. 観光

修学旅行のときとまった宿の温泉が、それはそれは異様な臭いがした。腐った卵のにおい。硫黄です。場所を覚えていなかったので、ネットで探ってみた。ヒントは、湖の近くだったってことと、硫黄温泉だったってこと。探るうちに、記憶の糸がほどける。

日光湯ノ湖のほとりにあった「湯元温泉」だった。やっぱり、ネットはすごい。
「いろは坂」が立ちふさがっているが、大人になった今はやりすごせるかもしれない。

1年だけ宇都宮に住んでいた叔母は、「魚が美味しくない」って言ってたっけ。まあしょうがない。

★群馬県

未踏破です。
多分、鉄道で通過すらしてない。
言ってみたいところは、、、やっぱり草津かしら。公民館のポルトガル語講座に来ていた人で、「ザスパ草津」の仕事で群馬へ行くので講座を退会した人がいた。どうしてるかなぁ。

★埼玉県

1. 3年ほど前に浦和へ1回。
2. ライブを見に。

ちょうど浦和のサッカーチームかなんかが優勝した時で、駅近がまっかっかだった。
Kが不機嫌だった。

もっとも行く機会がなさそうな地域だけど、意外に行っているもんだなぁ。そういえば、写真もない。



47都道府県の記憶 #2 山形・福島・宮城

いらっしゃいませ、

★山形県 

未踏破です。

青森に行くとき、2度「日本海」を利用したのですが、1回目、酒田駅で買った駅弁のご飯がすごく美味しかったのを覚えていたので、2度目も試みたものの、停車時間が短すぎて結局買えなかった。。。
夜行「日本海」は、車内販売もないし、駅弁を買えるタイミングも今はむずかしい。

駅中なので、未踏破ということで。

★福島県

1.1998年に1回。
2.友人の結婚式で

行き先は「郡山市」。伊丹発の小さな飛行機は満席。某衆議院議員の後援会の団体さんだった。この議員、この後失脚したみたいで。。。
結婚式の翌日、JR福島駅からバスに乗り込み「高湯温泉」へ。バスが山の中に入ったとたん雪景色。雪見露天風呂の初体験だった。日帰り温泉を3つはしごし、最後の温泉施設「玉子湯」のロビーで、高橋尚子の後半猛スパートを見た。名古屋女子マラソン、この大会で彼女はオリンピック出場を決めた。

★宮城県

1.2006年に仙台へ。1回。
2.Kの仕事にかこつけて

仙台空港に着陸する直前、海の上の旋回する。光る海の、なんともいいがたい、暖かさ。
せっかく仙台に来たのだからと「牛タン定食」を食べる。まあまあ、美味しい。が、お店は空いていた。お店のお兄さん曰く、「BSEの時に同業の店は半分ぐらい店をたたんだ。」とか。
このお兄さん、山形出身で、「山形へ行くんだったら夏ですね。『岩ガキ』が最高です。」宮城県で山形県のプチ情報を頂いた。
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この旅(Kにとっては「仕事」)で生まれた小さな縁が、ずっと続いている。大切にしていきたい。

次回は、関東・甲信越、行ってみます。

47都道府県の記憶 #1 北海道・青森・秋田・岩手

いらっしゃいませ、

★北海道

1.函館(えらく前)と、支笏湖・札幌・小樽(2005年の夏)の2回
2.観光

函館は、青森で過ごしてから青函連絡船で函館に渡り、2時間ほど街を歩き回ってから、
函館空港→羽田→大阪。修道院には行ったので踏破ということで。クッキーも買った。
体調が悪かったのだけ覚えている。
船の上で、めちゃくちゃ日焼けした。

支笏湖・札幌・小樽は、Esquina do Somと鹿糠ちはるさんのライブで。
すすきので、女1人で飲む。古本屋で「リリアン・ヘルマン」を買う。
地下街で「Onちゃん」を買う。あちこちで「SMAP見にきたのか?」って
訊かれる。
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このジンギスカン屋さんは、某国スパイのアジト、ということで摘発されました。!!!










2回とも、夏だったなぁ。暑かった。
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ラベンダーとか、大地とか、そういうのは見てない。

★青森

1. 修学旅行と、えらく前の夏と、1999年の夏と、2004年の冬の4回。
2. 青森に住む友人を訪ねて

修学旅行は十和田湖と奥入瀬。夏は2回とも「ねぶた祭り」に参加(お祭り衣装で
「はねる」)。
冬は、大雪の日に青森空港に降り立つ。食べるんだったら冬がおすすめ。食文化レベルは限りなく高し。
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★秋田

1.90年代に、1回。
2.仕事

秋田市内で大手電器メーカーのOAフェアの仕事だった。大阪や東京と違い人は来ない。
暇なのが逆に辛い仕事だった。

夜、同室の人と「川反」(かわばた)という飲み屋街に出て、子持ハタハタの焼き魚を食べた。
うまかった。
「あきたこまちかなぁ」と楽しみにしていたホテルの朝ごはんは、炊き方がひどくて
不味かった。

★岩手

1.修学旅行、OL1年目の「修学旅行をなぞろう旅」 2回
2.前述のとおり、観光。

修学旅行は「小岩井農場」「八幡平」「中尊寺」。「なぞる旅」ではこの3箇所にどうしても行きたかった。
中尊寺以外は、本当に来てよかったって思った。
プラス「遠野」「花巻」。土地の名前は忘れてしまったけれど、幻想的な岩が立つ、「寒い夏の浜」。
ずっと、「夢の奥」を旅していたかのようで、それでも確かな記憶が残る。
再び訪ねてみたいと思う県のひとつ。

今回は4都道府県でした。次回で東北は完了。

47都道府県の記憶 #0

いらっしゃいませ、

このブログにも書いたし、Azul Libraryにも書いたことのある、益田ミリさんの「47都道府県女ひとりで行ってみよう」を再読しながら思いついてしまったことがある。

「私もやってみようかな。。。」と。

すでに40都道府県踏破している。踏破の定義とは。。。

・ その県内の駅で下車し、
・ 宿泊する。もしくは、何か食べる。名所などを訪ねる。(「駅近や空港でウロウロ」はダメ)

これから、もう一度47都道府県を旅し始めるのではなく、今までなぜ、どういう経緯でその都道府県に行ったのかを、思い出してみながら書いてみようかな...と。

そんなようなことを思いついてしまった。

じゃあ、どこから始めようか。毎回いくつ書こうか?書くことが全然ない所もあるかもしれない。

えーっと、

1. いつごろ行ったか。
2. 何回行ったか?
3. なにしに行ったか?

これは必須。あとは、覚えていることを1行以上書こう。

不定期ににやりますが、お付き合いのほどお願いいたしまするー。


大地に還ってきた~越後妻有アートトリエンナーレ2009 #8

いらっしゃいませ、

2泊3日の旅だったから、3回ぐらいで書き終わるだろうとタカをくくっていたらとんでもない、#8です。でも、多分これが最終回。書き終わるまでわからないけど。。。

ああ、タイムアップかぁ。もう1泊したい、いやもう2泊!離れがたい気持ちを押し込んで、十日町のレンタカー屋さんに向かった。そういえば、今日も昼食を食べていない。昨日と同じ夕方食になりそう。車を返して、十日市駅前の、Mちゃんがすでに(2006年と合わせて)5回通っているラーメン屋「ラーメン専科たかみち」に向かうものの、、、

お盆の土曜日はどこも休みさ。

じゃあ、ここも3年後に、と言うことで、「ライオンドー」ではなく「リオンドール」でお惣菜やビールを買い込み、ほくほく線に乗り込む。やって来たのは...
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つまぶきー!
松代駅に止まったとき、駅近くにある作品(#150 花咲ける妻有)を観賞していた人達が、こっちを指差したり写真を撮りに駆け寄ったりした。「なんだろ?ああ、そうか、つまぶき!」
このドラマ、人気あるんですね。見たことないけど。

直江津に着いたら、Mちゃんとお別れ。彼は「青春18切符」で旅をもう1日続けるのだ。各駅停車の電車に乗り換えて富山へ向かう。残った4人は、往きと同じように、バラバラの座席に分かれて乗車。金沢で再び顔をあわせ、そして最後は大阪駅で「お疲れ様でした。」。

長くて、そしてあっという間の3日間だった。締めくくる言葉をどうしたものか迷う。でもやっぱり、この言葉しかないかな。

3年後。

大地に還ってきた~越後妻有アートトリエンナーレ2009 #7

いらっしゃいませ、

8月28日の朝、「はなまるマーケット」で妻有が紹介されてましたね。岡江さんが冬に行ったときの映像でした。雪の中の「うぶすなの家」や「まつだい農舞台」は、また違った味わいがありました。

さて、福武ハウスを出た後は、今度は黄色い旗のない(つまりエントリー外作品)を見に行く。これも松代城で得た情報。2006年の芸術祭で人気の高かった本作品、今年は選考からもれたそうなのですが、作者と集落の人々は作品を作り上げて今回も展示しているとのこと。芸術祭の作品ではないので300円必要だけど、見ごたえありますよ、とその方に薦められた。

それは行ってみなくては。なぜ選考に落ちたか?っていうことはこの際置いといて、入場料を払い、麦茶と新鮮なとゆでとうもろこしを頂く。すみませんねぇ。。。
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ぶなの林のカーテンに思いっきり包まれる。
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坂を上りきると、木洩れ日に波打つ「はなばたけ」が目に飛び込んでくるのです。
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2006年の作品をネット上で見たのですけれど、細部は違えども「ビーズの花」というコンセプトは同じ。でもボルタンスキーの教室だって内容は同じだったので、それが理由かどうかはわかりません。まあ、芸術祭は人の仕事(Workであるだけでなく、Jobであり、Business)であるわけですから、事情はいろいろあるのでしょう。

さて、とうもろこしのお礼を地元のお母さんたちに言って、次は「田島征三 絵本美術館」。
私自身、この作品を絶対見る!っていう主体性があまりなくて(^_^;)、メンバーの選択を120%信頼して、全部楽しもう!っていうスタンスで参加していた。が、唯一つここだけは一応「行きたい」意見を出してはいたのだけれど、他の人は懐疑的。でも、ここも松代城アラウンド情報で「あそこよかったですよ」っていう推薦があり、ボツを免れました。「こころの花」からもわりと近い。

#33 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館
ここも廃校。でも木造。最後の生徒である3人の小学生を主人公として、学校全体が大きな立体絵本となっている。世界一大きい絵本になるのだろうか。ところどころに、実際に学校で使っていた道具類が配置されているけれど、おざなりの感傷を感じさせない。なんか学校自体が息をしている。ただ人が多くて、店(ギャラリー)が多くて(学園祭っぽく)にぎやかなだけだった一つ前の廃校とは存在感自体が違う。「分数説明器」っていうのに感心してじーっとみてたのだけれど、写真撮るのを忘れる。
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緑のじゅうたん、上を歩けそうだ。。。

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さて、次は「河岸段丘」に続く自然のアート、

瀬替え

「仙田の瀬替え」が一番わかりやすかったのが、こちら。←ここに写っている真ん中の建物がもしかして仙田小学校?

#86 克雪ダイナモ・アートプロジェクト

ここも廃校。今年は廃校いくつ回ったのかな...場所的なことからか、訪ねる人が先の2校に比べるととても少ない。でも、何故かそれが私をホッとさせてくれた。作品自体も、肩の凝るものがなかったのもよかったのか。
多分、この窓の向こうの田んぼが、元「川」。
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この後、「日本の美しい村景観コンテスト農林大臣賞に輝く『小白倉集落』」に行く予定だったのが、通行止めなどの前情報が入り、断念。なつかしの「なかごグリーンパーク」を抜けて、
#63 ジェームズ・タレルの「光の館」

ここでタイムアップ!!ああ、もっと居たいよー。


大地に還ってきた~越後妻有アートトリエンナーレ2009 #6

いらっしゃいませ、

さあ、第3日目は「松代エリア」から。ほくほく線の駅むこうに、ちょこんと構えて松代の町をみおろすのが、「松代城」。「松代城」と入力してググると、トップでヒットするのが長野県の「松代城」。けれど、それは「まつしろじょう」です。こちらは「まつだいじょう」。

「松代城山」っていう、多分後付の名前の山を車で登ります。時間があれば、下から徒歩で歩いていろいろな作品に出会っていくのもいいなぁ、と思うのですが、もちろん時間はありません。体力もないさ。

#181 WD スパイラル・パートⅢ マジック・シアター
子供の頃の夢に出てきそうな家。私の夢の中に出てきた家は、円形で上から釣り下がっていて、外壁はチェック柄(!)だった。はしごを使って上がり、「もにょもにょ」っと中へ入ると、ちゃんと3LDKぐらいの家なのだ(この辺がリアル。)。

#182 かかしのこどもたち
可愛かった。もっと多いともっと可愛いな。どんどん増えないかな。

#183 まつだいスモールタワー
私たちは気がつくとこれを「エッフェル塔」って呼んでいた。フランス人が作った、「何となく回りにそぐわないもの」のベスト2は、エッフェル塔とポンピドーセンター。それに続くか!まつだいスモールタワー!
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駐車場に車を止めて、そこからはちょっと徒歩。少しは体使わないとね。今ある松代城は、「跡」というものではなく30年ぐらい前に観光スポットとして、展望台を兼ねて作られたそうで、小さくて儚げ。会場の10:00までには時間があるので、松代の町を見下ろしたり、写真を撮ったりしていたら、
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同じように待っていたお兄さんに、このお城を「のっとる」お祭りがあることを教えてもらう。その名も「のっとれ松代城」。世代としては「風雲たけし城」(なつかし!)。出場資格は男女を問わず、出身国を問わないらしいです。いいなぁ、ステキな企画だわ。私はしないけど。出場した人の詳しい報告サイトなどもあるので、ググってみてください。やっぱり陸上自衛隊なんかの現役の人が強いらしい。


↑ 下の町から、雪を掻き分けて城に這い上がるのだ。

さて、10:00になり、開門~!
#184 松代(金)城
えっ?なにこれ?えっ?ずっとこれ?あ、ずっとこれ...金、金、金...
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飽きるかと思ったら、飽きない。「あ、VHSのテープだ、あ、ウッドのラケットだ。あ、ザルだ。」って口に出して言うと余計楽しいよ。みんなにも楽しがられたし。
金、金、金、に埋もれながらも、もともとの松代城の展示物(松代の歴史なんか)もきっちり読んでみる。

#140 人 自然に再び入る
サイトの写真は、時間を経てこんなんになりました。
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あ、この人、大地から息をしている感じ、わかる。生きてるの。私の「大ヒット」。

#141 イナゴハビタント
すべり台。30歳以上(かなり幅あり)が、わーわー、とすべり降りる。10歳以下の人々に冷たい眼で見られながら。

#38  福武ハウス 2009
ここも廃校。でも他の廃校と雰囲気が違う。なんだかまだ使われていて、文化祭か何かに使われているような錯覚に陥るぐらいのにぎやかさ。駐車係のおじさんが、「のんびりと」忙しそう。
ここは、撮影は禁止、と言われた。他のところはいいのになんでかなー、ってKに言ったら、「ここにはギャラリーがゴソっと入っているから。ギャラリー内は撮影禁止でしょ。」 ああ、そうか。でもそれなら、そういう説明が欲しいなあ。どこかに書いてあったのかな。そういう東京の、都市部のギャラリーのシステムを、この大地に持ち込むことの意味ってなんなんだろう?廃校でギャラリーってちょっとお洒落?ってか?なんか、浅い。撮影しようとするお客さんを注意している地元のお兄さんが、存在感が(作品より)あって、面白かった。

ひとつ気がついたこと。私、木造の校舎より鉄筋の校舎の方が苦手みたい。

息が切れてきたぞ。今夜はこの辺で...

あ、そうそう、今回あまり見ることのなかった「こへび隊」(ボランティアの学生さんたち)を発見。枝豆もいでた。

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大地に還ってきた~越後妻有アートトリエンナーレ2009 #5

いらっしゃいませ、

2日目、まだまだ。

「鏡の家」を見終わって、宿に帰る。長い1日が終わる。いや、実はまだ終わらない。
この日は、「雲海」の本館に泊まって、温泉三昧ざます。
部屋は、男子2・女子3に分かれて泊まる。部屋の扉に、表札のように名前が貼られている。「○○の間」とかいうのがこの宿にはないのだ。ちょっと恥ずかしい。女子部屋の隣の「表札」には、このイベントの主催側である有名な「名前」が貼ってある。

「ひとりで泊ってはるんやろか」
「いや、ゲスト用にずっと押さえてある部屋なんやろ」

結局、お隣の部屋にはその夜は誰も宿泊がなかった模様。そういえば、お風呂の更衣室で、担当のおばさんがお客さんの女性に、「日比野さんはここに泊まる」みたいなj話をしていて、お客さんと一緒に盛り上がっていた。なんとなく微笑ましい。このようなイベントがなかったら、そのおばさんと日比野克彦さんの接点は果たしてあっただろうか、なんてこともちょっと思う。

食事前のお風呂は、日帰り温泉の時間帯でもあったのでイモの子状態だったのだけれど、食事後もう一度ゆったりと温泉につかる。本館は1d人あたりコテージ1棟分に近いお値段なんだけれど、至れり尽くせりしてもらえる感じは得られる。実際、日帰り温泉タイムには、露天風呂の方のお湯の循環が止まっていた。ふむ。

あ、お食事の写真。お腹、やっぱり空いてました。これ1枚。
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岩魚美味しかった。塩が私には多めだったけど。新潟牛は柔らかかった。そうめんは、入りきらなかった...

さて、食事→ゆったり温泉→NHKのドキュメンタリー番組(東京湾岸地帯の人間模様をやってた)をぼーっと見たあと、窓の外の星がきれいに見えたので、外に行ってみよう、っていうことになった。考えることは男子組も同じで、宿の外で合流する。このとき、22時台だったように覚えている。

天の川に再会する。キアフナほどではないけれど、マウナケアよりは見えるかもしれない。しばらくして眼が慣れてくると、天の川どころではない「星の雨」。ペルセデス流星群は前日の13日がピークだったのだけれど、この夜も「残り物流れ星」がちょこちょこっと流れる。「お金・・・」って言うが間に合わない。「お金持ちになれますように」なんて言えるぐらい長く糸引く流れ星なんてないのだ。

星座好きのKが、「星座表あったらなぁ」と残念がる。それでも、有名な星座をいくつか教えてもらう。気がつくとみんな道路に仰向けになったりしている。

しばらくして、浴衣のままでたからかお腹が冷えてきたのでトイレに戻ることにして、宿の正面口から入ろうとすると、自動ドアが、

開かない。

押しても引いても、引っ張っても、もちろん開かない。23時を過ぎたからなのか。でも昨日の夜は、23時過ぎに確かに私はここから出た。同じような時間のはず。みんなのところに戻って、「締め出されたみたい」と伝える。みんなで戻っても、開かないものは開かない。ドアを叩いてみる。声を出してみる。何にもおきない。

外国のホテルでは、こういうとき緊急用のインターホンがあったり、通用口があったりした。締め出されたことあるので、知ってる。そんなようなものもない。1階に階段を下りて(フロントは2階なのだ)、出入り口がないかどうか、暗闇の中をうろうろする。ボルタンスキーの教室もどき。これもアートか...結局それらしきものは見つか
らず、Kが携帯電話で宿の電話番号を検索し、電話をかける。宿直のお兄さんが出てくれて、無事ことなきを得る。あ、このお兄さん、さっき私が部屋の中に鍵をおいてきてしまったとき、開けてくれた人だ。チョンボだらけの客だと思われてるだろうなぁ。でも、お国訛りがちょっとキュートな人だった。

よし、この夜はもうこのくらいにしてやって、

第3日目!

6時に起きて、朝風呂に。
この宿に泊まって、初めての「お風呂からの雲海」「お風呂からの棚田」を満喫する。
早起きはやはりよいことがある。昨日締め出されただけのことはある。

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今日は、いや今日もいいことがありそうだ。

今日も昼食がいつになるやらわからないので、一部バイキング形式の宿の朝食をお腹いっぱい食べた。
今日のスタートは、松代駅付近のエリア。3年前は、下から見上げただけだった。あの日も暑かったっけ。



プロフィール

HN:
DonaT
HP:
性別:
女性
自己紹介:
被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
写真のこと、旅のこと、本のこと、言葉のこと、音のこと、などを描いて撮ってます。

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