いらっしゃいませ、
第1日目がまだ終わりません。
さて、食材が揃って、何となくみんながささっと動いて(この辺が「大人の機微」)、食卓がこんな感じに。
お刺身や、出来合いのお惣菜もまあありなんですが、意外な美味しさにちょっとびっくりが、一番手前の「さしみこんにゃく」みたいなやつ、その名も
「エゴ」
くわしくは、
こちらを。あ、これお土産に買って帰ればよかったなぁ。
真ん中は、「枝豆」ではなく、「茶豆」。
枝豆はこちら。でも、これは新潟産ではなく、
「掘りごたつ農園プランター」産。出発前日の夕方に収穫しました。2人で食べるより、みんなで食べる方が、なんかこの子達も喜んでいるみたいで。。。
リオンドールで買った二種類のお酒、「
長者盛-百万長者」と「
天神囃子」もすすみました。
MちゃんとTちゃんとT家のKは「斉藤和義」で盛り上がる。Mちゃんの「月影」をTちゃんに聴かせてあげたい。Tちゃん怒るかな。。。多分な。
確か、お風呂が23時までとフロントの人が言っていたような。あんまり遅くなるようだったら電話をくれ、とも言っていたような。お風呂がまだだった、TちゃんとKと一緒に本館の温泉に向かう。
露天風呂から見えるのは、棚田と雲海なのだけれど、真夜中なので何にも見えず。ちょうど湯船に使う頃には雨が上がっている。このまま上がるといいな、と願う。
ほぼ貸しきり状態のお風呂を出たのが23時過ぎ。なので、このときの私には何の疑いもなかったのだ。これについては2日目の夜に起こる出来事につながることになるので、しばしお待ちあれ。
コテージで、2階(ロフト?)に女子3人、階下にT家夫婦とMちゃんの布団を敷く。ところがMちゃん、食事をした位置で寝入ってしまって、何をしても言っても動かない。ほっといて、T家は就寝。雨は再び降り続ける。
やっと、1日目終わった(息)。これでも全部書いてないわけで。まあ、しょうがないか。
第2日目
さっそく朝ごはんの写真から。昨日のお買い物では翌日の朝ごはんも見据えての品探しだった。みんなでスーパーに買い物に行くと、人それぞれなところがあって面白い。Mちゃんは、商品をかごに入れるとき、だいたい説明が入る。例えば「これうまそうやん」「これ、酒に合うって。」って言いながら商品を一応傍にいる人に見せたりする。Kは、わりと無言ですーっと入れる。なので、食卓に並んだときに「え、こんなん買うとったん?!」っていうツッコミを受けていた。「いつのまに。」
そうそう、書き忘れていたけれど、昨晩は公式ガイドブックやマップを広げての作戦会議が行われた。効率よく作品を回りたい。見たい作品をピックアップし、マップで場所を確認していく。かなりタイトな行程となるから、いつ昼食にありつけるかわからない。「
車座おにぎり」に出会える確率も低そうだ。(出会いたかったなぁ)。なので、かなりしっかり朝食を頂いた。
この日は、同じ「雲海」の本館の部屋に泊まることになっているので、大きな荷物をフロントに預け、身軽に車に乗り込む。やっぱり4:2だったけど(笑)。
いよいよ始まるトリエンナーレの夏!相変わらずの曇天だけど、雨は上がった。雨上がりの木々や稲の緑が目にまぶしい。では、ここから作品のご紹介。
#200 静寂あるいは喧騒の中で
空家のプロジェクトが相変わらず多いというか、増えているのか。最近空家を住処としたT家には身近なのか、なんなのか。そうかー、じゃあ「掘りごたつ屋敷」もアートに使えるのかなー、何てこともちょっと考える。
日本家屋の、「暗くて怖い」(何か個人的なトラウマあるみたいで)室内に、メタリックでエレクトリックな物体が仰々しくあって、最後にホンマに笑ってしまった「ドライアイス」ものがあって、
ドライアイスの水分のせいでか、黒い畳が傷んでて、ちょっとイラっとする。
でも、出だしとしてこういう「コケ気味」のものがあるのは割と嫌いではない。もしかしたら、これ笑ってよかったんかも。
次は。。。
#232 家の記憶
これも空家。何故か一つ前の家ほど怖くない。空き家になって間もない、っていうのあるかもしれない。まだ人の気配が生きているとか。村の人から集めた工具や本なんかが糸の向こう側にある。素材の温かみで説明してしまうのはきっと違うと思うけど、一つ前の家のような空々しさがない。
(「幻の愛人」っていう本が気になる。)
3年前と違うなあ、と思ったのが、各作品の受付に座っている人たちが、若い学生さん風の人ではなく、地元のおじさん・おばさんが多いということ。地元に根付いてきたのか、それとも何か他に理由があるのか。活きのいい若い子(♂)がおらんなー、とおばちゃん的に肩で息をしてみる。
#234 最後の教室
これは3年前とほとんど、というか全くというか、内容は同じ。興味は「ずーっと置いてあったんやろか」という俗っぽい方に流れてしまう私。今年の方が人が多かったので、3年前の「教室の花子さん」的な恐ろしさはあまりない。でも、やっぱり「夜の学校」は嫌いだ。廃校も嫌いだ。いや、普通に校舎が嫌いだ。でも、トリエンナーレは今年廃校だらけだ。どうしよう。。。
ただ、この廃校は一番現実からの離脱幅が大きく、他と違って廃校という「しがらみ」みたいなものから一歩抜け出した、完成度の高い別の次元になっているような気がして、その点では私の非常に私的な「さぶいぼポイント」があまりない場所だった。
HerbManは素敵。
こんなのがいっぱいいるの。素敵。
いきなりですが、今日もこの辺で。
次は2日目の3分の2あたりまで書けたらと思います。