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Hōkele Malama Columns

親ページが「Residencial Azul」から「Hōkele Malama」に変わったので、このBlogのタイトルも変わりました。渾身の(とまではいかない)Columnページです。

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パリへ

いらっしゃいませ、
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パリへ出かけた。秋から冬にかけての、どんよりとした雲に覆われた、それでもシックで、これみよがしの郷愁のない、動きつづける街、パリへ、2時間の旅。

映画「PARIS」を観てきました。好きな監督セドリック・クラピッシュ(「猫が行方不明」「スパニッシュアパートメント」)の作品です。

実は昨日は、4回目のアニヴァーサリー。記念日や誕生日になぜか行ってしまうのが肥後橋の「Beer Belly」なんだけど、じゃあ今日もってことで、待ち合わせまでの時間を有効に使うために、久々におひとりさま映画鑑賞。

ちょっと腹ごしらえにと、新梅田シティの地下のレトロな空間「滝見小路」に行ってみたが、まあ時間が少し早かった(18時ごろ)からか、空いてたなぁ。韓国冷麺とミニ石焼ビビンバのセットを食べ終わってから、「あら結婚記念日、一人で韓飯(っていうのか?!)食べてる。」事に気づく。
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ガラガラの映画館(私の座った席の列には誰もいないという贅沢)で、背と足をぐいーと伸ばし、リラックス体勢で、パリへの小旅行を楽しみました。

映画のテーマ自体は決してハッピーではありません。でも、クラピッシュ独特の笑わせ技とかもあり、深刻になり過ぎないフランス映画の味わいを、まあ楽しみました。色んな人たちが出てくるし、それぞれのエピソードがどれひとつ中途半端にならずに、観る人を混乱させずに、スクリーンに惹きつける力はさすがです。主役は「パリ」という街である、という骨があって、それが絶対にぶれないからなのでしょう。っていうか、パリを越えられる俳優はいないのかも。

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で、本当に行きたくなる。もう、冬でもいいから。(映画のなかの季節は、秋から冬でした)

こちらのブログで、「PARIS」に出てくる実際の場所を確認できます。これでもう一度パリへ行けるな。

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リバーとホアキン

いらっしゃいませ、

最近、BSで「伝記もの」の映画を立て続けに見ました。

・「ハリウッドランド」-テレビ版スーパーマンの主役だったジョージ・リーブの謎の死を追ったお話。
・「ビヨンド the シー 夢見るように歌えば」-ボビー・ダーリンという50・60年代に活躍したアメリカの歌手のお話。
・「ウォーク・ザ・ライン-君に続く道("Walk The Line")」-ジョニー・キャッシュというアメリカのカントリーロック歌手のお話。

それぞれに、何か重いものを背負って波乱の人生を生きたのだなぁ、と思いつつ、まあそれでなければ映画にならんわなぁ、とも思いつつ。もちろん、かなり脚色はしてるんだろうけど、Wikipediaに映画のストーリーのまんまその人のバイオグラフィーを載せるのはどうかなと思う。脚色されてるわけなんだからぁ。まあ、Wikipediaはその程度の情報源なんだろうけど。

で、3つ目の「ウォーク・ザ・ライン-君に続く道("Walk The Line")」を観ながら、私は別の感慨に耽っていました。主役のジョニー・キャッシュを演じたのが、名優ホアキン・フェニックス。私の中では、未だリバー・フェニックスの弟。そう、リバーの弟。

ほんま、似てへん。

リバーが生きていたら、今頃どんな俳優になっていたのかなぁ、って考える。デップ先生みたいに、子供のために海賊映画に出ていたかもしれない。彼の死が悔しかった理由のひとつは、彼にまだ代表作と言える映画がなかったことだ。遺作になった「愛と呼ばれるもの」も、どうだかなー、っていう映画だった。見所は、彼の歌ぐらいだったし。そういえば、弟ホアキンも上記の映画でカントリーを熱唱している。リバーが生きていたら、カントリーソングのデュエットが実現したかもしれない。そんな妄想も時おり交えながらの映画鑑賞。

映画、ストーリーの外にストーリーがあり、スクリーンの裏に別の世界への扉があるのだ。

そういえば、ホアキンって、昔リーフって言う名前で、「バックマン家の人々」に出てたっけ。その映画に出ていたキアヌは本当にアホっぽかった。キアヌとリバーの共演は「マイ・プライベート・アイダホ」が秀逸だけど、その前のおばか映画「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」が私には最高傑作。

ああ、扉の奥の扉を開けてしまった。しばらく戻って来れません。。。

形にしよう~Make it work.

いらっしゃいませ、
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Wowowで「プロジェクト・ランウェイ Season4」が始まった。前のマンションでは、寝ながらテレビを観ることができたので、時々このシリーズのシーズン1とか2を観ていたことがある。引っ越してからは、寝室にテレビを置かなかったので、深夜帯に放送されるこの番組からちょっと離れていたのだが、年末から旧シリーズを毎日21時ぐらいから3本立てでやっていて、ついつい1から3まで全部観てしまったのだ!

知らない方は、ここで説明するよりは、wowowのサイトかこちらを観てもらったほうがいいですね。

お帰りなさい。読み終わりました?

まあ、とにかくいい意味でも悪い意味でも主張ばっかりするアメリカ人達の、時おり悪意一杯の言い合いや陰口はこの番組のワンポイントなんだけど、ただもしこれが「服を作る」という作業がなければ、観てたかなぁって思うのです。人がデザインして、0から何かを創っていく過程、そして出来上がったものがとても美しいものであれば、ぐいぐい惹きつけられるのは当然のこと。

そこで、湧き上がってきた思いが、「洋裁やりたい。」

実は20代の頃、やってたのです。洋裁学校に行くのはちょっと大げさな感じもしたので、チケット制のカルチャースクールのようなところで始めました。そこは、スクール形式で1から教えてもらうのではなく、雑誌なり手書きなりで作りたい服のデザインを決めて、布を買ってきて、先生に「こんなの作りたいんですけど」っていきなり相談していました。最初につくったのは後ろにボタン飾りとスリットがあるツイード風の生地のタイトスカート。ちょっとキャリアウーマン風で気に入ってました。生地とデザインが合わない場合もあり、その場合は先生が「こんな風にしてみたら?」って、時には型紙も作ってくださるので、何もわからない洋裁初心者たちが、自由な発想でいろいろ服を作って、かなり楽しかったのを覚えてます。生地は、神戸・三宮の高架下に服地専門店がたくさんあって、お気に入りの店がひとつありました。アニエス・ベーやピンクハウス用の生地のハギレが「横流れ」(人聞き悪いですが)してきていて、アニエスの赤いチェックのウール地でスカートを作ったっけ。そんな、生地探しも、楽しみの一つでした。

さてそのカルチャースクール、経営者が変わって、なんかそれが「その筋」っぽい人たちだったみたいで、チケットも高くなったのもあり、自然に足が遠のいてしまいました。私自身も転職をしたりいろいろあったから、ごちゃごちゃしている間に色んな縁が切れてたなぁ、って、そんなことも思い出しました。

そう、そのクラスで、工業用のロックミシンも使いました。端の始末などに使います。「プロジェクト・ランウェイ」を観ていたら、そのロックミシンを使ったことがない人がちょこちょこいて、周りの人に迷惑かけてるシーンを見て、「えー、私でも使ったことあるのにー」。使い方はどうかな、覚えてないですけどね。でも、何千人もの中から選ばれて、カメラに撮られながら自分の作品を作るのだから、選ばれてからでもいいから、基礎ぐらいやっとけばいいのに、って一人テレビに突っ込む私です。

で、洋裁、再開したいなぁ、と思って。今年いろいろしなければいれないことがあり、その辺りが落ち着いたら実家からミシンを持って来ようと計画してます。で、私の場合、

・ デザイン画はかけない。
・ 型紙は作れない。
・ 相談できる先生はもういない。

わけなので、型紙つきの本がやはり頼りとなります。洋裁をやっていた頃は「装苑」「ドレスメーキング」っていう月刊誌があって、型紙は「ドレメ式」と呼ばれる方法のほうが簡単だと母に言われ、毎月「ドレメ」を買っていたのです。

が、ないのですね、もうその雑誌。「装苑」はあるのだけれど。ファッション雑誌ほど、バックナンバーが使えないものはないから、ちょっと困ったなーって思ってます。大き目の書店でもうちょっと調査してみよっと。今時だから、ネット上になにかあるかもしれない。

今の若い人、洋裁しないのかしらね。確かに、昔より安くて良い服は多いけど、世界にひとつしかないデザインと布の組み合わせを身にまとうのは、私の経験上、非常にエキサイティングなことでした。

まあもうちょっと先のことになるので、それまで「プロジェクト・ランウェイ」の、美しい服の陰の醜い悪口を楽しみましょうかね。


図書室開設

いらっしゃいませ、そして、あけましておめでとうございます。
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前回のブログにも書いたのですが、以前のAzulの図書室日記と、Azulブログにちょこちょこ書いていた、本の感想や情報を、専用ブログにまとめました。まだ、整理中ですが、とり急ぎ過去のものが整理できたら、新しく追加も始めていきます。

こちらからどうぞ。


2008年のいろいろベストとか

いらっしゃいませ、

0068.jpg前のマンションのベランダの広さを考えたら、ぎゅうぎゅうで申し訳ないのだけれど、よく育ってくれています。オリーブは、大阪市内では考えられなかった、「てんとう虫」や「芋虫」の襲撃によく耐えてくれました。カランコエは相変わらずすごい葉の茂りようだし、多幸の木(ガジュマル)はマイペースだし、クリスマス三点セットで買ったしろっぽいやつが唯一しぶとく生き残っている。アムステルダムで買ったチューリップは、可愛い芽をちらっと土の中から覗かせてくれる。春が楽しみだな。

去年やってみた、今年のベストいろいろ、を2008年も書いてみようと思うのだけれど。

・スポーツ
ウィンブルドン決勝「フェデラーvsナダル」だな。リスボンに着いた日で、あまりに長かったものだから(ナダルが第4セットで決めてくれないもんだから)、お出かけタイムとなり最後まで観ることができなかった。年末にWowowが再放送してくれるよー、って思っていたら、「錦織君」関係しかしてくれなかった。ふんだ。

・ライブ&パフォーマンス
考えたら、ライブ全然行けませんでした。てか、行きたいのなかったのかな。お笑いも行ってないし。で、1月そうそう、「吉本新喜劇」の内場さんと辻本さんが出てるやつに行こうと思ってます。
大阪市内に住む、ということの深さを考えさせられた一年だった。

・CD&レコード
CDも一枚も買ってないんだ。ていうか、最近気が付いた。かけたいCDを探して、CDケースを開けて、CDプレーヤーに挿入して、っていう動作自体がめんどくさく、でどうやって音楽を聴いているかというと、、mixi radioとかで、だいたいジャンルだけ選んでランダムに掛けてる。ジャンルの嗜好にぶれがなければ、はずれはないんだもの。で、ベストは「mixi radio」にしておきます。

・映画(wowow,DVDを含む)
映画館で観たのって、「ファド」「マイブルーベリーナイト」と「レッドクリフ」と「シャイン・ア・ライト」だけや。(ワースト映画は「ファド」)。wowowでは、やっぱり「ジェイソン・ボーン三部作」やったなぁ。「ハリウッドランド」も面白かった。やっぱり私、実話モノ好きみたい。

・本
ジョン・アーヴィングの「また会う日まで」。リスボンに上下巻持って行ったけど、行きの飛行機で気分が最悪だったので、結局帰りに上巻の一部を読んだだけだったなぁ。
本については、読んだらおしまい、あれ?何読んだっけ?なんてことにならないように、記録を取ることにしました。近日、専用ブログをリンクします。

・旅
ポルトガル、(海側)アレンテージョのサンフランシスコ・ダ・セラ、と6年ぶりの「夏の」エリセイラ

・化粧品
メイベリンの「Pure Mineral」と、アヴェンヌの「エリュアージ・リンクルクリーム」。
アヴェンヌ村って、行ってみたい。

・グルメ
やっぱりカタツムリでしょ(リスボン)。
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阪急茨木の「なかみや」のキモグレンス。初体験でした(;_;)。衝撃。
Beer Bellyの江戸堀バーガー。たんぱく質傾向かも。

・お菓子
芙美ちゃんのキンディーンシュ2008年12月バージョン。真夏の「たい夢」の鯛焼き。

・買い物
Pentax K20D(デジタル一眼レフカメラ)
T-falの電気ケトル
そうそう、WiiとWii Fit。マッスルトレーナーシューズ。

・YouTube
第1位 「忙しい人のための『幻の湖』
第2位 唄いにくいし、とにかくとても残念なファドのカラオケ
第3位 「木綿のハンカチーフ


こうやって、一年まとめてみると、今年はいろいろ押さえ気味でした。仕事のこともあったし。それもそれです。来年は、そうだなあ、なかなか会えなかった人に会うとか、そういうことをしてみたい気もします。

お正月のお買い物も一段落ついたし、さて、みなさま、健やかな年末年始をお過ごしください。

水曜日から木曜日へ

いらっしゃいませ、
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人は「区切り」が好き。時間は、決して人に区切りを許さないから、余計にそうなのかも知れないな。じゃあ、今週の水曜日までののことを思い出してみよう。







1月  書初めで「転」と書いた。身体が悲鳴を上げ始めた。
2月  禁ビールをしてみたけど、続かなかった。 「引っ越そう」と思った。
3月  引越し先を決めた。
4月  引越しをした。IKEAにも行ってみました。Wiiを買った。
5月  ちょっと落ち着いたのと思ったのだけれど。。。




6月  Kが先にリスボンに旅立つ。Webカメラを買ってみる。この頃だったかな、決めたの。忘れた。
7月  リスボンに行く。1週間は短くて、すごく疲れた。
8月  「徳島ジャズ・ストリート」でファドの伴奏デビュー!
9月  ポルトガル語を再開。デジタル一眼レフを買った。
10月 T家の家事担当となったため、夕食のメニューが微妙に変化。禁ビールしなくてもアルコール量激減。
11月 「ファド素人歌合戦」で初めて唄う。
12月 ポルトガルクリスマスフェスタに参加。来月からの講座参加なんかが決まる。

んー、まあもっといろいろあったけど。まあ、細かいことは忘れていこうっと。
これはあくまで自分にあったことで、周りの人たちにもいろいろあった。日々は、いろいろないろいろが転がりあって続いていく。

来年、もう決まっていることは。。。
1月 学校に通い始めます。英語関係。
2月 「徳島ジャズ・ストリート」で今度はファドの弾き語りをします。
3月 飛ばして
4月 お友だちの結婚式、などなど

決まっているけど決まってないこともあって、先々というのはそういうもんか。
また、ポルトガル行くかなぁ、今度はもう少し長く。パリ付きで。
語学をブラッシュアップしたいし、体力もつけたい。
洋裁、また始めてみたい。
ギターも練習しなきゃ。

自分の意思で決めて、自分の足で歩いていくことが、だんだん難しくなっている世の中だけど、
とにかくたんさん話して、たくさん聞こう。

そうそう、あと2kg減!




ロシアの靴下

いらっしゃいませ、

タンスの中に、「ロシアの靴下」が増えてきた。ロシア語でなにやら書いてあるパッケージに入っていたのだから、ロシアの靴下だと思う。Made in Chinaであろうが、これはロシアの靴下だ。

この靴下が欲しければ、○横インにインターネットで予約すればいい。チェックインのときにフロントでお姉さんが、「粗品箱」からどれでも好きなグッズを選ぶように言ってくれる。最初はいろいろ変なものを取っていたのだけれど、最近はずっと、この一番実用的な「ロシアの靴下」を選ぶ。寒い国の製品だから、暖かいに違いない、と思ったことは一度もないけれど、黒い薄手のハイソックスなので、夏はもちろん、冬もブーツに下に履いたりできる。

徳島で泊まるときは、いつも眉山が正面に見える○横インに泊まる。JR徳島駅前にも最近ひとつできた。一度泊まってみたが、まあ○横インなのでどこも一緒。エレベータが一機というのはちょっと驚いたけど。

それにしても最近はどの町に行っても、青いロゴのこのホテルの看板を見かける。雨の後のキノコ状態だ。前の社長さんは居直るし、泣くし、いろいろクセのあるキャラの人だった。一時女性ばかりが従業しているので、安全・セキュリティが問題視されたときは、男性の警備員が立っていたが、もういない。そういうもんなのだ、この国は。

最初にこのホテルに泊まったのは、2001年ごろ、高松だった。出張先が徒歩1分というところで、最大2週間泊まった。1週間を超える宿泊をすると、1人でもシングル料金でツインルームに入れてくれる。まあ、ほとんどホテルの中にはいなかったけど。2週間居ても、無料で見られる映画は月単位でしか変わらないので、ひどい映画に当たると、ちょっとブルーになったもんだ。(確か「スペース・カーボーイ」だった。何が楽しくて、じいちゃんばっかり出てくる映画を女1人で観なきゃならんのだ。)

神経の使う仕事だったし、目と鼻の先とはいえ、仕事の対象者達が引き上げないものだから、そいつらに付き合って仕事場にいるもんだから、いつもホテルに帰るのは9時過ぎ。一度だけ讃岐うどんを食べに、ふらふらと外に出た以外は、ローソンご飯だった。

なので、高松はあまりいい印象がない。でも、それは高松のせいじゃないことはものすごく分かってる。何本もある商店街はなかなか趣があった。仕事なしで、行ってみたい気もするが、どうだろう、もう行かないような気もする。

ひとつお隣の県なのだけれど、私自身の「仕事」というわけではなかったので、徳島での○横インステイは、思い出すとほっこりする。ちょっとお互いいろいろ疲れると、Kと「徳島行きたいね」って言う。毎月行っているのだけれど、やはり泊まるときのほうがゆっくりできるので楽しみなのだ。

これだけ毎月行っていても、フロントの女性の顔を覚えるわけでもなく(毎回違うのか?)、覚えられるわけでもなく。まあ、これが○横インの特徴でもあるのだろう。

そういえば、この間、これから夜中に女の客が来るから大きい部屋に替えて欲しい、とフロントの女性に言っているおっちゃんがいた。

「お連れ様のお名前は?」
「わからん」

これやから、旅は楽しい。

年末雑感

いらっしゃいませ、

b4d6057a.jpeg年末にいろいろ気づくこと。 特に25日を過ぎてから、

クリスマスソングが街中から、ピタッと消える頃。

お野菜が高い。

真っ赤なニンジンが目立ち始める。わざわざ「西洋人参」コーナーができてる。

お年玉用のポチ袋がない。急いで買いに出たけれど、どこにも見当たらない。

去年いくらだったっけ?値上げはしない。

年賀状のデザインに悩む。十二支を全部撮りだめる、という壮大な計画はまだ実現していない。

あるのは、猿、犬、馬、羊、なぜか龍。先は長い。来年は、真弓さんでいいやん(まだ退任していなければ)。

今年の総括をしようと試みるも、まだ心が拒否をする。

カレンダーがないことに気づく。これは例年。先日ひとつ頂いた。

で、これから作ることに。

そう、年賀状やカレンダー作りにいつもお世話になるのはこちら。年賀状についてはかなり以前からここのサイトには助けられている。だから、なぜかお気に入りの「ともだち」フォルダに入ってる。

掃除がまだだ。まあ、普通の掃除になると思う。

このお正月はKが着物を着る。私はまだ少し迷っている。大島紬があるのだ。着たいけど、着たら何も食べられなくなるのだわ。

今年のカレンダーと、頂いた唯一の来年のカレンダーを並べてみる。水曜日から木曜日になるだけだって、考えてもよいのだけれど、やはり普段と違う夜と朝がある。

これは大事にするべきことなのかもしれない、と思う。

明日は、少し懐かしい町、西天満でEsquina do Somのライブ。クラリネットが木造のおうちにどんな風に響くのかしら。

Esquina do Som ライブ in ロータスルーツ

開場 16:30 開演 17:00 1ドリンク付2500円

ゲスト:島田景子(クラリネット)
伊代田大樹(ベース)

ロータスルーツ 大阪市北区西天満3-3-4

よろしければ、お出かけください。



黄金色のクリスマス

いらっしゃいませ、

明日(20日)とあさって(21日)、阪神尼崎駅近くのギャラリーで、ポルトガルお菓子と雑貨の販売イベントを行います。以下が、オフィシャルのご案内。

ポルトガル クリスマス・フェスタ

 日時: 2008年12月20日(土)・21日(日) 共に13:00~19:00 入場無料※
場所: mars 2F 阪神尼崎駅からゆっくり歩いて10分

ポルトガルのお菓子・雑貨・食品、またポルトガルのカステラやジャカランダの色彩をモチーフに 関西の若手作家が創作したオリジナル雑貨250px-Jacaranda_in_Blossom.jpgなどを販売するイベントです。








甘乃芙美はおなじみパオン・デ・ロー、キンディーンシュの他にクリスマスのお菓子を、ポルトガル輸入食品や雑貨でおなじみのBoa Bocaは、ジャム・蜂蜜・塩・缶詰・オリーブオイル・雑貨などを販売します。
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このほかに、人気のエプロンやサッカーポルトガル代表タオルマフラー、新しいデザインのアズレージョタイルなど本場のグッズも登場。ぜひクリスマスのお買い物にお立ち寄りください!
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※ 20日(土)の17:00からのポルトガルギターライブのみ有料となります。(ポルトガルワイン付き1500円。お得)
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今日は、出店品の整理や準備で、午後はバタバタ。週末晴れるといいけれど、日曜日はちょっと雨模様だとか。雨男・雨女が揃うT家...でも、阪神尼崎駅前の商店街はアーケードがあるから大丈夫です。ぜひぜひお出かけください。お待ちしてます。

それが終ったら、インターネットラジオ「掘りごたつ会議」の年末スペシャルがあったり、この間まで住んでいた西天満のカフェで、Esquina do Somのライブがあったり、気が付いたら年明けってことになってるかもしれない。

おととい、やっと年賀状を買ったし。。。


鶏皮魚肉

いらっしゃいませ、

魚を焼くときに、いつもつぶやく祝詞のような言葉、「鶏皮魚肉」。鶏は皮の方を、魚は身の方から焼く、という古くからのお言葉。ネットで探しても出てこなかったので、母の造語だろうか?うーん。

ところがこの言葉、鶏を焼くときに出てこない。魚を焼くときにつぶやく瞬間、魚の絵は描けるけど、鶏ができない。なんでかなぁ、と思っていたら、ハタと気が付いた。皮を焼いたことがない。

焼く前に、剥いでいたからだ。その刹那、走馬灯のようによみがえった「ダイエットの日々」。

あの、ダイエットは本当に徹底していた。オオバコダイエットだの○○ダイエットだの、特定の食品やダイエット食品によるものが全く効果がなく、もうこれは単純に「摂取カロリーを減らす。運動量を増やす。」しかない、という結論に至った。

・肉は絶対に脂を使わない。全部茹でる。皮・脂身は捨てる。
・炭水化物摂取量を3分の1に減らす。
・ビールのアテは、冷やっこ。
・ジャンクフードと甘いものの摂取をやめる。
・通勤(帰り)、2駅分歩く。
・鳥のえさのようなお弁当(野菜ばっかりという意味)
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最初のうちはすぐに効果が出ないものだから、かなりへこんだ。ところが、効果が出始めると、不思議な感情が湧きがって来た。

「おもしろい」

結果のために方法を考えて、実践する。結果が出る。これが、おもしろい。自分が実験台になっているようなものなのだけれど、その面白さが辛さを超える。
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そう、上述したように、そのひとつに「鶏は皮を剥ぐ」っていうのがあったのだ。牛肉も豚肉も脂身をちまちまとっていたっけ。今はさすがにそこまでしなくなったが、鶏皮がガバってついてるヤツは、無意識に剥ぎ取っているときがある。

さて、今もダイエットとまでは行かないが、食生活に気をつけている。仕事をやめたので、外食の回数ががっくりと減った。昔はそれがストレスになったりしていたのだけれど、今はそうでもない。好きな食材を買って、好きに作って、好きなスタイルで食べるがいい。それによって、たまの外食もいっそう楽しくなる。

ちょっと前に、拒食症を克服した人のドキュメンタリを見たが、ある程度のところまでは理解できるような気がした。自分が決めて、自分の努力で乗ったレールから外れたくないのだ。その時、人はどこまでもそれに確執する。外れると自分を裏切ったような気がする。それが、客観的に見た時にちょっと空恐ろしく見えることに気が付かない。私が、やめよう、と思ったきっかけは写真だった。友人達と写ってる写真のその顔が、骸骨のように見えた。しわがはっきり浮かび上がっていた。毎日鏡で見ていると逆に気が付かないのかもしれないな。「客観視」という言葉は、人の生き方に関わってくることが多いのだけれど、それをどういった方法で取るかは別として、このときの「客観視」はかなり衝撃的だった。

あの頃減らした分が、再びしっかり身体にまとわり付いているわけだけど、昔のように食事を減らしても結果はついてこない。年齢を重ねるうちに、新陳代謝も悪くなってくるのだ。年相応のペースで、今はゆっくり行こうと思っている。ダイエットだけではなく、何事にもいえることなんだけど。

そういったことをいろいろ考えるとダイエットで、人間行動として色々深く考えさせられるなあ、って思う。上述の「客観視」っていうことも含めて。

「自分探し」まだしたい人がいたら、ダイエットいいかも。自分がすごくよく分かる。

プロフィール

HN:
DonaT
HP:
性別:
女性
自己紹介:
被写体に恋をしたらシャッターを押し、フワフワしてきたら文章を書き、もわもわしてきたら花に水をやっています。
写真のこと、旅のこと、本のこと、言葉のこと、音のこと、などを描いて撮ってます。

ついったー

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